口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

口の乾燥に伴う諸症状に悩まされている

年齢 性別 相談日

20代

女性 2014年12月6日

【相談者】2014年12月6日 20代 女性

質問

私は10年前受験のストレスで鬱になり、ドライアイ、マウスも感じるようになりました。自律神経の乱れか、当初は唾液が出過ぎて、飲み込むのが大変な状態だったのが、その後心療内科で薬を出してもらい少しは良くなった気でいました。

鬱は良くなりもう薬は使用していませんが、口に乾燥を感じる事が多くなりました。今でも、唇のべたつき、口内のネバネバ感、話し続けると唾液が泡のようになったりと、毎日生きづらいです。前歯も食いしばりが原因か前に出て、乾燥を紛らわす為に飴をなめていて、虫歯も増えてしまいました。私の症状の対処法は、あるのでしょうか。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

口の乾燥に伴う諸症状に悩まれているようですが、治療法を検討するためにドライマウスの状態を詳しく調べる必要があります。安静時、刺激時それぞれの唾液分泌量と唾液の性状(pH、緩衝能、白濁度、黄濁度、沈殿)について、検査を受けることをお勧めします。

他にも血液検査や画像診断、病理組織検査、心理テストなどが必要になるかもしれませんが、これらの診察や検査によってドライマウスの原因が判明すると、治療法も見えてきます。

また、詳しく調べても原因がはっきりしない場合でも、症状を改善させることは可能です。