年齢 |
性別 |
相談日 |
50代
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女性
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2025年2月16日
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質問1
1ヶ月位前から口を閉じてる時に、下唇の内側が腫れてる感じがしました。痛くも痒くもありません。唇をめくると内側が全体的に赤く膨れてる様です。 下唇をめくると、手を離しても下がったままで、自然に元に戻りません。病気でしょうか?
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
下唇粘膜が発赤して腫脹しているようですね。粘膜の色を正しく見分けるには慣れが必要で、本当に赤くなっているのか下唇粘膜本来の正常な赤さであるのかについては、専門家が診察しないと判断できません。腫れに関しても同様で、本当に腫れているのか腫れているような気がするだけで腫れていないのか、ご自身で正確に判断することは難しいでしょう。
下唇粘膜が本当に赤くなっている場合は、何らかの異常があると推察します。細菌感染や真菌感染、アレルギーといった炎症の他、口腔扁平苔癬という病気の可能性もあります。これらは痛みが出やすいため該当するかどうかは不明です。痛みがなく赤くなる病気には血種や紅板症、血管腫があります。
下唇粘膜が腫脹する病気には細菌感染や真菌感染、アレルギーがありますが、痛みがなく腫脹する病気としては血種や肉芽腫性口唇炎、血管腫が挙げられます。
口呼吸により粘膜が乾燥し、腫れぼったくなっている可能性もあります。
年齢 |
性別 |
相談日 |
30代
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女性
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2025年2月12日
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質問1
2024年11月にオトガイ形成手術のオトガイ前進をしました。もともと後退気味だった下顎をオトガイ前進の骨切りで前に出してチタンプレートで止める形で作って頂きました。2025年2月現在、顎先に突っ張るような違和感を感じます。顎先の皮膚は軽く触ってもわかる(米粒などがついたらわかる)ので麻痺ではないと思うのですが、下の前歯の歯茎が、歯医者で麻酔を受けたような鈍い感覚です。なんとなく下の前歯の歯茎がいずいような、怠いような…(口の中に手を入れて直接触った感覚や温度等は鈍いですがわかるので完全に感覚が無いわけではないと思います)
そして、話したり笑ったり食べたりすると顎が突っ張って疲れます。下唇を持ち上げる動きがしづらく、力を入れて口を閉じるのがしづらい状況です。「うー」や「おー」という口の動きの時や、口を閉じて下唇で上唇を押し上げながら口角をあげるような動きをすると特に突っ張り、強く押さえつけられているような感じがします。口を窄めるような動きをするとまるでフェイスバンドのようなもので押さえつけられているような感覚というか、顎が前に出ようとすると後ろに押さえつけられるような感覚があります。
これは一体何なのでしょうか?麻痺なのですか?術後の経過として正しいのでしょうか?そしてこの症状はちゃんと完全に無くなるのでしょうか?その場合どのくらいかかりますか?
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
オトガイ形成手術の影響で、下前歯の歯茎の知覚をつかさどるオトガイ神経が傷付き、部分的な麻痺が生じているようですね。結論を述べると、このような神経の損傷は避けがたいといえるでしょう。この知覚麻痺は当分持続すると考えられ、徐々に回復する場合もありますが回復せずに麻痺が持続する可能性も否定できません。
またオトガイ形成手術によってオトガイが前方に張り出し、口輪筋などのオトガイ部の筋肉が伸びきって突っ張り、動きが悪くなっているようですね。形態の変化(改善)により、機能に変化が生じることも避けられないでしょう。伸びた筋肉は徐々に柔軟性を取り戻し動きやすくなると考えられますが、次期については予測できません。ストレッチなどの方法により改善に努められることをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代
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女性
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2025年1月27日
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質問1
自分の症状について調べる中でこちらに辿り着きました。辛い症状について相談させて下さい。大変長文になってしまい申し訳ないですが、お答えを頂けるととてもありがたいです。
上顎が強く張る様な感じに苦しんでいます。口の中の上顎の全体にグーッと押されているかの様な張る様な感じと強張りが一日中あり、前の方、奥の方全体など場所は一定では無く、状況によって変わりながら繰り返します。表面がヒリヒリする事もあります。
動くと、歯も含めた上顎全体が揺れる感じがして、歯には圧迫感が出るし、頭や口は疲れます。首を回したりすると、歯全体が重力の方向に持っていかれる様な、あるいは口の肉に押されて圧迫されている様な感じがします。それから、張る感じが奥歯の歯茎まで響いて歯茎が腫れます。その症状で腫れているのか、歯周病の腫れが助長されているのかはわからないけど、どのみち辛いです。
そして、横になると後頭部に強い圧迫感を感じて歯全体にも圧迫感を感じて歯がグングンと脈打って、痛みはないものの辛くて寝つけません。横向きになっても、顎が圧迫されるし歯も押される様な感じになるので 辛いです。上顎の強張りや口の中の痛みに加え、顎関節症の症状も出てきて食べにくく、喋りにくい。特に症状が強くなる時間と重なる夕食は辛くストレス。
昨年末から歯科と耳鼻科を受診しましたが、歯科は口腔外科も謳い最新の機器もある所ですが、レントゲンや歯の検査の後歯周病や虫歯治療が淡々と続き、噛み合わせはチェックしてくれたけど口腔の詳しい検査は無い状態で、現時点での見解では、上顎の症状に繋がるほど歯が悪い状態じゃ無い、との事で、耳鼻科は、鼻と口を診てレントゲン(多分CT)も撮って、耳鼻科的な問題はないとの事でした。最初にちょっと違和感を感じてからずるずると3ヶ月経ち徐々に症状も増えて辛くなりました。
私の症状は何なのか見解をお聞きしたいです。また、歯科を変えるべきか、病院の口腔外科などを紹介してもらうべきか、或いは歯科口腔外科以外を受診するべきかアドバイスを頂きたいです。よろしくお願いします。
それから、以下に上に書いた以外の気になる症状なども書いておきます。
唇やその周囲の肉が浮腫んでいる様な僅かに痺れている様な感じがある。(外から見て腫れているとわかるほどではない)
頬の内側の肉が浮腫んでいるのか歯に密着して歯の間に入ってくる
左側の頬の下部が僅かに腫れている様に感じる(痛みはない)
上顎の奥の方(喉の方)が張る様な感じの時喉周りや舌の奥の感覚が鈍くなる感じがある
ウトウトしてる時など上の歯の力が急に抜けてガクンと下の歯に当たったり舌を噛んだりする
上顎に意図せず力が入りピクッと動く
元々ゴリゴリ音などの顎関節症の症状はあったが気になるレベルでは無く、診断も受けていない
元々食いしばり癖や上顎に力を入れてしまう癖はあり、別のオンライン相談でTCHを指摘されてなるべく歯を付けないように心掛けているが、上顎が揺れる様な感覚が増えたと思う
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
上顎が強く張る様な感じ
歯も含めた上顎全体が揺れる感じ
歯には圧迫感が出る
頭や口は疲れます
後頭部に強い圧迫感
歯がグングンと脈打って
唇やその周囲の肉が浮腫んでいる様な僅かに痺れている様な感じ
頬の内側の肉が浮腫んでいるのか歯に密着して歯の間に入ってくる
左側の頬の下部が僅かに腫れている様に感じる
喉周りや舌の奥の感覚が鈍くなる感じ
上顎が揺れる様な感覚
診察上、上記の症状が説明できる客観的な異常は見当たらなかったようですね。その場合は口腔異常感症、もしくは口腔セネストパチーが疑われます。これらの病気は歯や粘膜、筋肉、骨格に異常があるわけではなく、口やその周辺の感覚をつかさどる神経、すなわち三叉神経や三叉神経の感覚を受け取る脳の機能に異常が生じていることが原因とされています。
表面がヒリヒリする事もあります
口の中の痛み
これらの症状は舌痛症もしくは口腔灼熱症候群が疑われ、口腔内の感覚の異常が原因であると考えられます。
歯には圧迫感が出るし、頭や口は疲れます
歯全体が重力の方向に持っていかれる様
口の肉に押されて圧迫されている様な感じ
これらの症状については口腔異常感症の他、食いしばりによる症状の可能性があります。
歯茎が腫れます
こちらは歯周病の可能性が高いですが、腫れているように感じるだけの口腔異常感症かもしれません。
今後の対策としては、病院の口腔外科などを紹介してもらうことが1つの解決策でしょう。そこで対処に困るという場合は心療内科や精神科、漢方専門の医療機関、認知行動療法などを実施しているカウンセリングルームに相談されることをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代
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女性
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2025年1月23日
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質問1
食いしばりで歯が割れているとの事で昨日右下奥から2番目の被せ物を削ると4つぐらいに粉砕しており抜歯しました。
①12時間たちましたが食事中と就寝中以外唾液過多が酷いです。通常は翌日には治まりますか。5分ぐらいで唾液で口いっぱいになりつらいです。舌が損傷したのでしょうか
②又、歯茎の際に残っている歯の根本に接触している箇所の舌が痛みます。麻酔のせいでしょうか?全然耐えれる痛さですが。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
唾液過多と書かれていますが、唾液の分泌量が急に増加することは考えにくいため、唾液がうまく飲み込めなくなっているのではないかと推察します。原因としては舌が痛くて動かしにくい、抜歯により精神的ダメージを受けた、あるいは口やのどの動きに悪影響が生じている可能性もあります。
また、舌の痛みについては抜歯や麻酔の注射時にたまたま舌の神経を傷つけてしまった可能性がありそうです。
年齢 |
性別 |
相談日 |
20代
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女性
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2025年1月15日
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質問1
◯現在厚さ2mmのマウスピース(7番まで覆う)を毎夜使っています。
◯いつもナイトガードは半年たたないうちに穴があきます。
◯効果があると言われてエラボトックスをしています。
昨年初めての海外旅行に行った際ズキン!と痛みが生じました(右下)。元々ヒビが少し入っていると言われていた部分なので帰国後かかりつけ医に診てもらいました(実のところ帰国してから痛みはなぜかなくなっていました)。エアーや水をかけられても痛みは全くなく、噛んでももちろん痛みはありません。いたみがないことから「ホルモンバランスにも左右されるし元々歯ぎしりする上に初めての海外旅行というストレスもあったんじゃないか?」ということでした。しみ止めを塗ってくださり、それ以降はズキン!とすることはなくなりました。
そして今年に入って休み明け…ちょうど生理が始まる前あたりから右下がツキンとし始めてかと思えば左下がツキンとしたりと、やはり場所が変わります。
・不定期に右下か左下がツキンとする
・冷たいもの熱いものは全くしみない
・噛んでも全く痛くない
・夜間痛もない
今のところこのような状態です。仕事中が特にツキンとしますが、休みの時はほとんどツキンとしません。お風呂の時と寝る時は全く痛くないです。昨年9月に作ってもらったナイトガードが左右両方とも7番のところに小さい穴があいてしまっているのでそれも原因で歯ぎしりが直接歯に伝わってしまって痛みが出ているのか…
・仕事中にツキンの頻度が多くなる
・リラックスできている時はほとんど痛まない
上記のような状態です。
詳しいことは診てみないと判断は難しいとは思いますが、私の症状はやはり非原性歯痛と言えるのでしょうか?非原性歯痛だとするとマウスピース以外でできる対処法はあるのでしょうか?アドバイスいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
しみたり噛んだりして痛むわけではなく、痛みの部位が変化するといった症状から判断すると、特定の歯に痛みの原因があるわけではなさそうです。従って、非歯原性歯痛に該当すると考えられます。
非歯原性歯痛にはいくつもの原因がありますが、仕事中に痛くなりリラックスしているときは痛くないという点から、歯ぎしりや食いしばりによる痛みが疑われます。夜間の歯ぎしりによる痛みはスプリント(ナイトガード)の装着により防止できているようなので、日中の食いしばりに原因があるのではないでしょうか。
上記の場合は、食事中を除いて上下の歯を接触させないようにすると痛みを和らげることができます。「歯を離す」と紙に書いて目につくところに張り、その張り紙を目にしたときは上下の歯が当たっていないかチェックしてみましょう。当たっていたら上下の歯を2~3㎜離すようにしてください。普段から食いしばりのことを意識する必要はありません。張り紙を見たときだけチェックしましょう。毎日続けることにより、上下の歯を接触させない癖を身に付けることができます。
年齢 |
性別 |
相談日 |
20代
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男性
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2025年1月14日
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質問1
自分は中学生の頃からから舌苔と口臭に悩んでいます。自分の舌を観察し、第三者に自分の行動後口臭を確認してもらった結果、食後にでる痰のような唾液???それ自体の臭い、そしてその後に白にちかい黄色の舌苔が濃くなっていることがわかりました。
この食後にでてくる痰?または唾液?は特に果糖の含まれるもの(ジュースやグミなど)をたべるとよく出るような気がします。米や他の炭水化物を食べても多少出るのですが、味噌汁や肉などを食べてもあまり出ません。そして食後その粘り気のあるものが落ち着くと舌苔が濃くなります。
出先など食事した後、トイレなどでこまめに舌磨きをすることでなんとか対処しているのですが、食事中その粘り気のあるもの自体の匂いは抑えることができず、また舌磨きができない状況もあるため困っています。
この痰のようなものはなんなのか、それ自体を抑える、または舌磨き以外に舌苔に有効なケアアイテムはありますでしょうか。お返事お待ちしています。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
食後に出てくる痰のようなものの正体は、診察していないため不明です。食事中はさらっとした唾液(専門用語では漿液性の唾液)が出ますが、食後はこのような漿液性の唾液の分泌が少なくなり、どちらかと言えばネバリ気のある唾液(専門用語では粘液性の唾液)が出てきます。特にストレスや緊張により交感神経の活動が活発になると、粘液性の唾液が出やすくなります。このような状況が生じている可能性があります。
食後の粘液性唾液を少なくするためには、人間関係を含めた日常生活上のストレスや緊張を軽減させる必要があるかもしれません。対応策としては自律訓練法や呼吸法、マインドフルネス、抗うつ薬や抗不安薬、漢方薬などの服用の他、考え方のパターンや行動の癖を見直して改善する認知行動療法も効果が期待できます。
上記のような方法により、食後に粘液性の唾液が出てくることは抑制できますが、唾液が臭うことについては別の問題点をクリアする必要があります。粘液性の唾液自体に臭いがあるわけではなく、口腔や咽頭に棲息する嫌気性菌が唾液に溶け込んで臭いの原因になっています。
しかしながら臭いには個人差があり、時と場合によって発生頻度も異なります。従って、このような問題についてはさまざまな角度からアプローチしたうえ、問題点ごとに対処していく必要があるでしょう。
年齢 |
性別 |
相談日 |
10代
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女性
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2025年1月5日
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質問1
私は大学病院で顎変形症による両顎手術を行い、その後下顎のプレート除去時にオトガイ形成(中抜き、前進)を受けたのですが、このオトガイ形成後口が凄く閉じづらくなってしまいました。
下唇がどんなに頑張っても少ししか持ち上げられず、術前はそれ程酷くなかった顎先の梅干しシワも悪化し、涎も垂れてきて私生活にも支障が出てきています。術後10ヶ月経過しており、トレーニングなどもしていますが一向に良くなりません。大学病院の主治医に相談しても原因が分からないから治療は出来ないと言われ、調べても私のようになった人がいない為困っています。原因や治療法等あれば教えていただけると幸いです。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
側貌を改善させるため、オトガイ形成術によりオトガイ部の骨を前方に出したようですね。この手術により唇を閉じる作用をするオトガイ筋や下唇下制筋、口輪筋の動きに変化が生じ筋肉の柔軟性が損なわれた結果、口が閉じにくくなっていると推察します。
解決策としては唇を閉じる筋肉を強化し、筋肉の柔軟性を高める必要があります。まずは現在のトレーニング方法を見直すことをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代
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女性
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2024年12月15日
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質問1
1週間前の夕食中に舌を強く噛み、大出血。歯並びが悪くてしょっちゅう噛むので、いつものこととがまんしました。3日たっても痛みが治らず、傷というよりも肉腫みたいに赤く膨れ上がってきてます。ドラッグストアに相談して薬剤師からトラブルダイレクトを勧められて飲んでますが効く気配がありません。痛みに対してはバファリンで対応しています。自然治癒を期待せず、口腔外科に行くべきでしょうか?仕事で酒を飲むことも多く、刺激は避けられない状況です。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
口の中の傷は早く自然に治るケースがほとんどですが、例外もあります。傷口が感染したり、異物が混入したりしている場合です。舌の傷ついた部分に腫瘍など何らかの異常が生じていた可能性も否定できません。その場合は期待通りに治らない可能性もあります。
3日間痛みが持続していることから通常の治癒過程とは考えにくく、何らかの問題を抱えていると推察します。それがどのような問題であるのかを確認し、適切な対応を受けるためにも医療機関を受診されることをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代
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女性
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2024年12月13日
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質問1
Q1.抜歯後の傷の治りが順調でも、痛みが2週間以上継続する事はありますか?
Q2.このまま鎮痛剤を服用し自然治癒して痛みが消えるのを待つしか方法はありませんか?
Q3.痛みの原因としてどの様な可能性がありえますか。
Q4抜歯後2週間以上経って耳まで痛くなる事はあり得ますか?
【経緯】
2024年6月左下7番の銀歯が取れて、神経を取り銀歯を被せなおす治療を受ける
9月下旬 痛みがでたが10月は落ち着くも11月に痛みが再発
11月12日フロモックス3日分処方
11月12日フロモックス3日分処方
11月18日アジスロマイシン3日分処方
11月22日抜歯中断(5本浸潤麻酔を打つも痛みがあり中断)アモキシシリン3日分処方
24日抜歯(伝達麻酔)サワシリン3日分処方
経過観察 11/25.27.28.29 12/2.8.11 合計7回通院
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
左下7番の治療期間中に痛みが生じた点から、左下7番に関連する痛みが生じていると推察します。他の問題が潜んでいるとすれば、口腔粘膜やエックス線写真に何らかの異常が見られるはずですが、5名の専門医が診察していることから、そのような問題は存在しないのでしょう。
左下7番の痛みの原因として神経障害性疼痛、あるいは痛覚変調性疼痛が考えられます。抜歯後2週間以上痛みが持続したり、耳まで痛む場合もあります。
上記の痛みに対しては、抗うつ薬や抗けいれん薬などの薬物療法や認知行動療法などの心理療法などが効果的です。
年齢 |
性別 |
相談日 |
70代
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男性
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2024年12月8日
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質問1
約50日前、食事中に舌の右側面を強く嚙んでしまい、又その次の日にも強く噛んでしまって2回とも出血ました。その時の腫れは少しおさまりましたが、かなりの日数が経過したにも関わらず、まだ1cm位の腫れのようなしこりが残って心配しています。しこりの色は周囲の色と同じで、痛みなどもありません。この腫れは収まるのでしょうか。それとも悪い状態になるのでしょうか。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
実際に診察していないので正確には評価できませんが、右側舌縁部を噛んだダメージにより組織が変性し、線維化している可能性があります。その場合は時間とともに軟化し、回復していくでしょう。
一方、舌を噛む前から右側舌縁部に舌腫瘍など何らかの異常が生じていた可能性も否定できません。その場合は自然治癒が期待できないため、病変部を切除して病理組織検査を行う必要があるかもしれません。近日中に一度、口腔外科や歯科、耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。
質問2
ご回答ありがとうございました。
<舌を噛む前から右側舌縁部に舌腫瘍などの何らかの異常が生じていたのかもしれません>
と記載がありますが、この場合、何らかの違和感や自覚症状があったのでしょうか。私にはまったくありませんでした。
現在の大きさは約1cm弱位で膨らみはなく、舌の側面にうすく被さっているような感じです。色は肌色で、周囲とも同じくらいの色ですから、よく見なければ分かりませんし、食べない時や食べた時でも舌に違和感はありません。
耳鼻科にはいきましたが「噛んだのならそのうち治る」と言って詳しく診察してくれません。歯医者も同じような回答でした。口腔外科は地元では詳しい医院は聞いたことはないし、大きな病院でなければありません。もし、悪い病気ですと、短い期間で大きくなる、とネットにも書いていますが、来年の1月10日に病院の頭頸科に行く予定がありますので、そこで聞いてみようと思いますが、それでは遅いのでしょうか?
【回答2】口腔外科総合研究所 樋口均也
舌に腫瘍が生じていても自覚症状がなく、全く気付かない場合もあります。現在の症状が緊急性を要するとは考えにくいものの、実際に診察していないため断定はできません。
質問3
ご回答をありがとうございました。また、ご丁寧なご説明に感謝いたします。お手数をとらせて申し訳ありませんでした。ありがとうございました。