口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

親不知を抜歯した後に水疱が出来ました

年齢 性別 相談日
40代 男性 2015年1月21日

【相談者】2015年1月21日  I

親不知を抜歯した後に、水疱が出来ました。抜歯後痛みもなく落ち着いていたのですが、ここ一週間に二度ほど出来ました。常時、出来ているわけではなく、次の日には無くなっていたりと、痛みも特に感じません。昨日、診てもらったところ、唾液がたまって水疱が出来ているようで、今日は水疱を潰したので、様子を診てみようとの事でした。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

親知らずの抜歯後、その部分に唾液が溜まった水疱が生じたということですね。お話から、親知らず周辺の粘膜下組織に分布する臼歯腺から分泌される唾液が、粘膜下に漏れ出した状態であると推察します。このような水疱を粘液のう胞といいます。

唾液が正常に口腔内に分泌されず漏れ出してしまった原因として、抜歯の際に臼歯腺が傷ついたことの他、抜歯後に腫れた粘膜を噛んでしまったことも考えられます。

粘液のう胞を潰したということですが、それで治ってしまえば問題はないものの、繰り返し再発する場合には傷ついた臼歯腺を摘出する必要があります。臼歯腺は多数あるため、幾つかを摘出しても問題はありません。

抜歯の際に欠片が残ってしまったことについては、運が悪いとしか言いようがありませんが、抜歯中の出血などにより欠片が残っていても気が付かないケースもあります。

事後の対応によりすでに問題は解決されていると考えますが、ご心配な点については担当医にもう一度よく診てもらうか、あるいは別の医療機関を受診されることをお勧めします。