口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

私は正しい飲み込みというのができません

年齢 性別 相談日
10代 女性 2013年1月12日

【相談者】2013年1月12日  N

私は正しい飲み込みというのができません。自分で調べましたが舌がうまく動いていないように思われます。唾も食べ物も飲み物を飲み込むときもゴクンという音がでてしまいます。

現在私は高1ですが、1.2年前、中2あたりからだと思います。小学生のときは普通にできていました。記憶があります。それがいまでは意識しないと舌がうまく動きません。

たくさん調べた結果、対人恐怖症というのに当てはまりました。でもひとりのときも無意識には飲み込むことができません。心因的な原因が強いと思いますが心因的な問題がなくなれば正常に飲み込めるようになるのでしょうか、

因みに飲み込むときも飲み込まないときも耳の奥のほうで耳鳴りのような音がします。でもキーンとかの音ではなくカチッパチッというような音です。音も小さくはなく非常に耳障りです。顎関節症なのでしょうか、どうか、返答よろしくお願いいたします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

「正しい飲み込み」ができないということですが、本当にうまく飲み込めないのか、実際には飲み込めていても気になっているだけなのかを調べる必要があります。前者の原因としては筋力低下や形態異常、神経障害、腫瘍、粘膜の炎症、ドライマウスなどさまざまあるため、これらの原因が口やのどにないか診察を受けられることをお勧めします。

そして診察や検査の結果、上記の異常がなければ心因的な原因が疑われます。それは「嚥下困難」「心因性嚥下異常」「咽喉頭異常感症」といわれる状態です。飲み物を飲み込む瞬間、実際には誰でもゴクンという音が生じているのですが、普通はその音を気にしないものなのです。

そのゴクンという音が気になるということ自体が、最大の問題ではないかと考えられます。正常な状態がどうしても気になってしかたがない、我慢できない現状を治すためには心理療法が有効でしょう。

また耳鳴りについても、心因性を含めさまざまな原因があります。従って、飲み込みの件と同様に原因を調べることをお勧めします。