口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

歯根のう胞の原因歯の抜歯

年齢 性別 相談日
40代 男性 2009年4月21日

【相談者】2009年4月21日 40代 男性 TT

前歯上の犬歯が差し歯で歯根のう胞があり抜歯なしで治療は出来ないのでしょうか。また、歯科医院ではブリッジを行い市立病院の口腔外科を紹介して抜歯するとのことでした。賢明な治療方向でしょうか教えてください。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

抜歯のために口腔外科を紹介してもらうというお話から、歯根のう胞が大きく拡っている状態であると推測します。

歯根のう胞に対する治療法としては、抜歯と同時にのう胞を摘出する以外にもいくつかの方法があります。

まずはじめに試みる方法は歯肉療法で、神経が入っている根管を清掃拡大します。この治療を既に受けられ、結果が思わしくないために抜歯ということになったのでしょうか?

一方、歯肉療法がうまくいかなかったり不可能な場合には、歯根のう胞を摘出して根の先端部分を削除する歯根端切除術や意図的再植術を行う場合もあります。

抜歯以外の方法を含め、もう一度よく相談されてはいかがでしょうか。

www.koku-naika.com/p168radicularcyst.htm