口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

噛みしめにより生じた口の中の傷

年齢 性別 相談日
50代 女性 2009年5月18日

【相談者】2009年5月18日 50代 女性 T

2年ほど前に口内炎かと思い歯科に行きましたところ口の中が切れていました。スポーツ選手などに多いとかで奥歯を強く噛む為に歯茎?が出てきて食べ物がすれて口の中が切れたようです。最近特に痛み出したのでそちらでも治療出来るでしょうか?近所の歯医者さんは口腔外科に行って下さいとその時言われてました。もし治療が可能であれば内容を知りたいのでお願いします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

奥歯を強く食いしばると、舌の側面(舌縁部)や頬粘膜に歯で噛んだあと(歯痕)がつきます。また、食いしばりから歯を守るために、歯を支える骨が発達して膨れてきます。このようにして粘膜が傷ついた結果として、口内炎ができるのです。

治療法は食いしばりや歯ぎしりの防止と、その害を緩和することです。具体的には「オクルーザルスプリント」というマウスピース状の装置を使用する方法や、筋肉をリラックスさせるためのトレーニングの指導などを行います。

www.koku-naika.com/p477clenching1.htm