年齢 | 性別 | 相談日 |
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40代 | 女性 | 2009年10月15日 |
【相談者】2009年10月15日 40代 女性 M
今朝、10歳の息子の上あごに2センチから3センチの出来物を見つけました。早速近所の歯科医院に行って、レーザーで治療し、しばらく経過を見るということで、化膿止めを処方して頂きました。初めて見たその大きな出来物は・・・出来物というより腫瘍という言葉が当てはまるようで、今日の治療でよかったのか、不安に感じています。
ちなみに、明日、消毒しにくるように先生言われましたが、総合病院の口腔外科などで組織検査などして診ていただいたほうがよいのでしょうか。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
上あごの出来ものが化膿による膿瘍か腫瘍なのかにより、今後の治療内容が大きく異なります。まず、膿瘍の場合は粘膜の表面、粘膜下の軟組織、あるいは顎骨の中に感染の元となる異物や病巣があり、虫歯が感染源になる場合も多く見られます。従って、レーザーで治療した際にその感染源が除去できていれば、あとは治るのを待つだけでしょう。しかし、残存する場合は今後も治療を継続する必要があります。
次に、腫瘍の場合は良性か悪性かの病理組織検査をすれば診断が可能ですが、レーザー治療の際に検査もされたのでしょうか?また、腫瘍は全てレーザーで焼灼されたのでしょうか、それとも残っているのでしょうか?
いずれにせよ、担当医とよく相談する必要があります。それでも不安がある場合は、病院の口腔外科などを受診されるのも一案です。
【相談者】2009年10月21日 40代 女性 M
お返事ありがとうございました。上あご・・・口蓋の出来物は化膿による膿瘍ではありませんでした。木曜日にレーザーでの治療のあと、金曜日に消毒をしていただいたのですが・・・・・どうしても気になり・・・。土曜日の朝一番・総合病院の口腔外科で診察・CT等を撮り、火曜日に病理的組織検査をしました。結果待ちですが・・・・・・・・おそらく多形性腺腫であろうとのことで、いずれにしても手術をして摘出をするとのお話でした。
インターネットで調べた程度ですが、10代の症例があまり見つからず、担当医師にも稀だと言われました。とても心配ですが、確定診断を待ちたいと思います。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
口蓋の腫瘍で最も多いケースが、多形性線種です。通常は腫瘍で膨らんでいる部分を取れば治癒する病気なので、担当医の方針の通りに治療を受けられたらよいと思います。お大事になさってください。