口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

歯の表面を覆うペリクル

年齢 性別 相談日
50代 女性 2017年9月6日

【相談者】2017年9月6日 K

先日、テレビで

■歯には薄い膜が全体を覆っていて歯を保護していて、この膜は歯磨きで取れてしまうが、十分な唾液があると再生されるだが、寝ている間は唾液が出にくいので、膜の再生が起きにくく、虫歯になりやすい。だから、就寝1時間前にはしっかりと歯磨きをしておくとよい。

■痛みというのはその時の刺激で起きるものだが、かなり緊張していると小さな痛みでも強く感じてしまう。14時くらいになると体の調子が安定してくるので、歯医者に行くには良い時間帯である。

上記の二つの内容が放送されていましたが、本当なのでしょうか

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

歯の表面はペリクルという唾液由来のタンパク質で覆われています。ペリクルは酸や虫歯菌から歯を守る働きがあるため、テレビ番組でもそのように解説されていたのでしょう。

一方でペリクルは細菌が付着しやすいという面があり、歯みがきが必要になります。細菌の塊であるプラークは唾液の働きが弱くなる就寝中に増加するため、寝るまでにきれいに歯磨きしておくことが大変重要なのです。

また、痛みには日内変動があり、夕方から夜にかけて強くなる傾向があります。そのため昼過ぎに歯科を受診することは理に適っているといえるでしょう。