口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

頬粘膜の腫瘤

年齢 性別 相談日
70代 女性 2009年11月14日

【相談者】2009年11月14日 70代 女性 M 

はじめまして!半月程前に、右の奥歯の少し離れた頬の粘膜を噛んだ記憶があり、その5日後に歯科治療に行きましたら、医師からホッペを噛みましたかと聞かれました。その内、治るかと気にせず居ましたが、隆起が少し大きくなった気がして見ました。

半透明の粘膜の下に黒い所があり、赤くはないです。噛んだ時の血が黒く変化したのでしょうか?痛みはありません。指で触るとコロコロと硬いです。悪性ではないかと心配になりました。よろしくお願いいたします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

半年前に噛んで生じた隆起であれば、血豆(血腫)か粘液のう胞の可能性が高いと考えられます。血腫は内部に血液、粘液のう胞は唾液がたまっている状態です。黒い部分は血液が壊れて分解され、黒っぽく見えているのでしょう。

血腫であれば自然に治っていきますが、粘液のう胞の場合は唾液の溜まる袋(のう胞)と傷ついた小唾液腺を摘出する必要があります。また、徐々に大きくなる場合は悪性黒色腫の可能性があるため、口腔外科を受診してください。

【相談者】2009年11月22日 40代 女性 M

早速にご回答を、ありがとうございます!心配なので、手遅れにならない為にもなるべく早く口腔外科で診察してきます。ほんとうに、ありがとうございました。