口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

気管支炎と親知らずの抜歯

年齢 性別 相談日
20代 女性 2009年11月15日

【相談者】2009年11月15日 20代 女性 F 

はじめまして。早速相談なのですが、気管支炎の時に親知らずの抜歯は可能でしょうか?私は元々上下左右親知らずが生えていて今回気管支炎で体調を崩した事により左下の親知らずの歯茎が腫れてしまいました。下両方は歯茎に埋まり手前の歯に向かって横に生えている状態で頭は出していません。

かなり前からそういう状態で親知らずが生えていることは知っていましたが、抜いたほうがいいとは一度も言われた事がなかったですし、痛みを感じる事もありませんでしたが、今回初めて行った歯医者さんで抜くことを勧められました。やはりこのままにしておくと今後何らかの影響があるのでしょうか?

また、内科で咳止めの薬は処方されていますが、気管支炎がなかなか治りません。軽い咳が続いている状態です。たまに歯茎がズキズキ痛むような感覚があります。(抜いたほうがいいといわれたことにより、今まで何も感じていなかったのに何となく痛みを感じてしまうような気がします)。気管支炎の咳が治るのを待っていたら、歯茎の痛みも同時進行で辛いのでどうしたらいいのか分かりません。宜しくお願い致します。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

親知らず周辺の歯肉が細菌感染を起こし、腫れている状態であると推測されます。親知らずは口の一番奥に位置するため磨きにくく、かつ磨き残しが多いことから感染を起こしやすいものですが、その場合は抜いた方がよいでしょう。

また気管支炎については、軽い咳程度であれば親知らずの抜歯に支障はないと考えられます。一度、内科の先生にもご相談されることをお勧めします。

www.koku-naika.com/p230pericoindex.htm