口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

粘膜の色が変化して白くなったり赤くなったりする病気

年齢 性別 相談日
2018年7月5日

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【相談者】2018年7月5日

質問1

初めまして。初めて先生にご連絡させて頂きました。いきなりですみません。先生に見ていただきたい写真があります。

一ヶ月前ぐらいから左のほっぺたに違和感がありました。痛みはなく、ただザラザラとして薄皮がめくれたような感じがしてます。丸く円を描くように少しだけ周り色が違います。時々、歯にくっつく感じがします。

もう一枚の写真は、これも左上の唇なのですが、時々丸で囲った辺りが熱くなります。ほんのたまに食事をするとピリッとします。でもあれっ?ちょっと痛いかなぁーって思うぐらいです。こちらも良く前歯に引っ付きます。

どちらも触ったりしてコリコリシタしこりはありませんでした。今通ってる歯科でも見てもらいましたが、1、2週間で治ると言われたのですがなかなか治りません。これってガンとかなのでしょうか?

【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也

頬粘膜がめくれたように変色しているということですね。先に水疱が生じ、それが潰れて水疱表面の粘膜が剥がれているのかもしれません。やけどをすれば水疱ができ、その後粘膜が剥がれることがありますが、お心当たりはありませんか。他に水疱ができる原因として、ウイルス感染と自己免疫疾患があります。ウイルス感染であれば1か月以内に自然治癒します。一方、自己免疫疾患については血液検査や病理組織検査を行う必要があります。

粘膜の色が白くなったり赤くなったりする病気は多数あり、白板症、紅板症、カンジダ症、扁平苔癬、扁平苔癬様反応、円板状エリテストーデス、化学的損傷、金属アレルギー、白色浮腫などです。頬粘膜や上唇粘膜に関してはこのような病気が疑われますが、病理組織検査で調べることは可能です。

【相談者】2018年7月9日

質問2

先生ありがとうございます。かかりつけ医に相談してみます。