口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

下顎唾石症

年齢 性別 相談日
30代 男性 2010年1月30日

【相談者】2010年1月 30日 30代 男性 Y

下顎唾石症(左)と昨年10月に診断。その1ヶ月後 同じ所が腫れる。違う病気かと思い耳鼻咽喉科に行くが大学病院紹介される。そこでCTをとるが最初の歯医者へ行くよう指示。また切開するが 今度は石がわからない様子。

12月後半 舌の下にデキモノらしき物ができる。舌で触ると唾液のような物がでてそのデキモノがしぼむ。最初の歯医者へ相談したが自分で出せるなら別に問題ないと言われる。がま腫ではないか?と相談したがべつに検査もなくもしそうであっても針で穴をあけるだけだからとの事。

正直 病院不信ですがこのサイトをみて相談してみました。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

顎下部や舌下部の唾液腺炎や唾液症であれば、口底部や顎の下(顎下部や舌下部)が腫れて痛むものですが、もともと何らかの理由で唾液の出が悪くなっている場合は、細菌が唾液管を逆行して侵入し炎症を起こします。また、唾石という石が管の中にできて唾液が流れ出なくなって溜り、腫れるケースもあります。

一方、ガス腫も唾液が正常に流れ出ず粘膜下で溜まって腫れる病気です。いずれも唾液の量や流れに関わる病気で、ドライマウスの関連が疑われます。従って、唾液の量や性質を調べる唾液検査や唾液腺造影検査などを行い、詳しく調べる必要がありそうです。