口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

歯根嚢胞開窓術後に強いしびれと引きつりが残っています

年齢 性別 相談日
50代 男性 2012年9月16日

【相談者】2012年9月16日  男性 Y

左下4番5番の歯根のう胞摘出(開窓術)、歯根端切除術を、病院の口腔外科で受け、10日たちます。いまだに強いしびれと引きつりが残っています。

  1. 術後二日目から、左下4番(単独歯)に痛みが出て、日ごと増しています。疼痛ではなく、抜髄した歯なのに、自発痛が出たり、噛んだ時にも痛み、神経があるかのように痛みます。
    この痛みは、術後の一過性のものなのかでしょうか?それとも、歯根端に問題が起きたのでしょうか?
  2. しびれは、なかなか、改善の兆しが見えません。先生は、手術中、神経を少しひっぱったようなことを言われましたが、下歯槽神経にダメージを与えたということは、ないでしょうか?しびれは、治まっていくでしょうか

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

のう胞の全摘出ではなく開窓術を選択されたということから、のう胞が大きくなって下歯槽神経に近接していたと考えられます。術後の痛みは下歯槽神経やその末梢側のオトガイ神経に何らかのダメージが加わったものと推察され、このような痛みを神経障害性疼痛といいます。

神経障害後の治療は星状神経筋ブロックや遠赤外線照射、ビタミンB12の投与、漢方薬などです。手術を行った口腔外科で対処できない場合は、ペインクリニックを紹介してもらうとよいでしょう。

【相談者】2012年9月18日  男性 Y

こんにちは、ご回答ありがとうございました。大変参考になりました。早速ペインクリニックを探したいと思います。