口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

セメント質腫

年齢 性別 相談日
20代 女性 2011年1月5日

【相談者】2011年1月5日  20代 女性 A

こんにちは。以前歯医者さんでレントゲンを撮った際、たまたま見つかったのですが、下あご?レントゲンですと下の歯の根よりさらに下の辺りに白い影がありました。その際医師に、良性の腫瘍で石灰?のようなものがたまってできるもの。と説明を受けました。また、すぐに摘出したがる人もいるけれど、1年に1度程度レイトゲンと撮り、様子を見てればいいでしょうといわれました。

実際、今後どうしていけばいいのでしょう?いつか必ず摘出することになるのでしょうか?その場合大きな手術ですか?よろしくお願いいたします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

顎の骨の中に白く写る病変には骨腫、セメント質腫、歯牙腫、セメント質骨形成繊維腫、繊維性骨移形成症、骨髄炎の腐骨、唾石などがあります。この中で歯の根の先とつながってできるのがセメント質腫の中のセメント芽細胞腫、根当性セメント質異形成症、巨大セメント質腫のいずれかです。

大きなものであれば摘出する場合もありますが、通常は小さくて変化に乏しいものです。そのため摘出する必要がない場合が多く、大きくなっていないかエックス線写真で確認する程度でよいのです。

【相談者】2011年1月10日  20代 女性 A

さきほど質問したもので、続きで申し訳ないのですがよろしくお願いいたします。その腫瘍があると言われた付近に(舌の先を左あご側に動かすと当たるような場所)、口の中を見ると、その診察当初から固めの膨らみのようなものがあります。これはいつもあったみたいなのですが、正直腫瘍の診察を受けるまで気付きもしませんでした。

今も当初と大きさも変わらず痛みもなくあるのですが、これは腫瘍によるものですか?医師からは、このふくらみについて何の指摘もないもので、なんでもないのかな?と思いつつも気になってしまいます。よろしくお願いいたします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

下顎の内側(舌側)の膨らみを気にされているようですが、これはおそらく下顎隆起であると推測します。下顎隆起とは、下顎舌側に左右対称に生じる骨の膨らみで、治療の必要はありません。

万一セメント質腫が増大して骨が腫れてきた場合は、エックス線写真の白い影もかなり大きいはずです。また診察の結果、セメント質腫ではなく下顎隆起であると判断されたために、様子を見るようにと言われたのではないでしょうか。