口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

パトリックの発痛帯

年齢 性別 相談日
40代 女性 2010年12月22日

【相談者】2010年12月22日  40代 女性 R

はじめまして。先月あたりから左側鼻の下に物があたると左目及び額の辺りにまで鈍痛が走ります。痛みが顕著に現れるのは、電動シェーバーの振動です。普段は痛みはありません。ちなみに7月に左上奥から2番目を抜髄、その後治療がうまくいかず(根っこの先に膿の袋があり貫通させて排膿)、未だコアのみで様子見です。ただ、歯自体の痛みは少しずつですが治まってきています。

抜髄前にも同様の痛みがあり、一時痛みはなくなっていたのですが、また先月あたりより痛みを感じるようになりました。治療中の歯はしばしばレントゲンを撮っており、膿等の炎症はなく状態は悪くはないようです。現在の歯科医にも相談したところ、三叉神経痛が考えられるということですが、三叉神経痛では鋭い痛みがあるようですが、私の場合は鈍い痛みです。

痛みの原因で考えられる事と、診てもらうとすれば何科に行けば良いでしょうか。お手数おかけしますが、よろしくお願い致します。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

三叉神経痛は、顔面の特定の場所に触れたとき痛みが生じる場合があります。これを「パトリックの発痛帯」といい、鼻の横や唇などにあります。また、典型的な三叉神経痛の痛みは瞬間的で強烈なものですが、鈍い痛みの場合もあります。

三叉神経痛の診断と治療は歯科や口腔外科、耳鼻咽喉科、ペインクリニック(麻酔科)、脳神経外科、神経内科で受けることができます。

治療方法は抗けいれん薬の服用や神経ブロックなどが中心で、上記いずれの科でも治療を受けることが可能です。また、治療による効果が見られない場合は、脳神経外科で神経血管減圧術を受ける必要があります。

www.koku-naika.com/p423orofacialpain10.htm