年齢 | 性別 | 相談日 |
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10代 | 女性 | 2016年10月27日 |
【相談者】2016年10月27日 f
質問
六歳の娘のことです。乳歯がボロボロと抜け始め、小児歯科の先生から大学病院を紹介され、そこで、生検した結果、ケルビズムの可能性が高いと言われました。家族にそのような疾患の者はいません。
治療法としては、とりあえず経過をみていきましょうということになりました。永久歯は生え始まってはいますが、歯が色々な方向を向いているところもあります。矯正も視野に入れてというお話もありました。ケルビズムを調べても、治療法があまり載っておらず、珍しい病気とのことですが、どのような治療法があるのか、有効なのか‥教えていただきたいです。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
ケルビズムは顎骨が左右対称に腫れあがる病気で、顎骨内に双房性の骨のう胞が生じます。この骨病変が徐々に大きくなる場合は摘出術を行い、歯並びの乱れについては矯正治療で対処します。
ケルビズムは2~5歳の小児期に発症することが多く、中には自然に治ってしまう場合もあるため、手術をしないでしばらく様子をみる場合もあります。