口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

粘液のう胞摘出術後の再発、下唇麻痺の可能性

年齢 性別 相談日
20代 女性 2011年3月5日

【相談者】2011年3月5日  20代 女性 IM

半年前から下唇に5ミリ程度の小さい粘液のう胞が出来てしまいました。大学病院に行ったところ、再発、下唇麻痺の可能性があると言われました。のう胞はまだ小さいのですが、気になって仕方がありません。麻痺の可能性は、どの位ありますか?

出来れば関東で、症例を数こなしている所でかかりたいと思っています。そのような歯科医院がありましたら紹介していただけませんか?宜しくお願いいたします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

粘液のう胞は、唇の粘膜下にある口唇腺という唾液腺が傷つくことによって生じます。周囲に漏れ出した唾液が溜まって風船状に膨らんだ結果、のう胞ができるのです。治療法は粘膜を切開し、のう胞と傷ついた口唇腺を摘出するというものです。

再発および下唇麻痺の可能性について説明を受けられ、手術への不安が募っているようですが、実際に再発するケースはほとんどないため、あまり心配する必要はありません。粘膜を切開すれば周囲の感覚(知覚)が鈍くなる場合もありますが、限られた範囲のことであり、時間がかかったとしてもいずれは元に戻ります。

粘液のう胞の摘出手術は比較的簡単なので、幾度か手術経験のある先生なら問題ないでしょう。医院のホームページ上に手術についての記載があれば、電話かメールで問い合わせることをお勧めします。日本口腔外科学会が認定する専門医や認定医、指定医、また日本臨床口腔外科医会に所属する先生であれば安心です。

【相談者】2011年3月11日  20代  女性 IM

ネットで千葉の市川の方で日本口腔外科学会専門医の資格ある先生がのっていて、相談のページがあったのでそれから決めようと思います。 樋口先生、ありがとうございましたm(_ _)m

【相談者】2011年3月11日  20代  女性 IM

粘液のう胞の手術を2週間前にしてもらいました。抜糸は一週間前にしてもらいました。 傷は見た感じはきれいですが、少し赤く、しこりのように感じてしまいます。縫ってもらったので多少は仕方ないですが、このしこりの感じはもう少しよくなるのでしょいか? 食べ物など、自分で出来る事があったら教えて下さい。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

のう胞と小唾液腺の摘出手術を受けられたのでしょうね。おそらく、下唇の粘膜に粘液のう胞があったのでしょう。口の中の傷は治りやすいといわれますが、術後の数週間は傷の範囲が硬くなってしこりができるものです。しかし徐々にしこりは柔らかくなり、いずれは消失するのでそれまでお待ちください。

ただ一つ注意すべき点は、粘液のう胞の再発です。のう胞だけを取り除き小唾液腺を残すと、再発する可能性がありますが、その場合は再度摘出する必要があります。また食物などに関して、ご自身で心掛けるべき事項は特にありません。

【相談者】2011年3月16日  20代  女性 IM

ありがとうございます。今のままなのかなと思っていたので、少し安心しました。先生が教えて下さった、口腔外科専門医の先生にやっていただいたので、今のところ再発していません。ありがとうございました。