口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

精神病が顎変形症の手術に与える影響

年齢 性別 相談日
20代 男性 2011年5月24日

【相談者】2011年5月24日  20代 男性 N

質問

全身麻酔で顎変形症の手術を受けることになったのですが、精神科に通っていて、障害年金をもらうほどの重度の精神病なので、飲んでいる薬を口腔外科の先生に言いたくないと思っています。実際、以前にそのことが原因で顎変形症の手術を断られたことがありました。

デパス、アモバン、レキソタンの精神安定剤を飲んでいるのですが、この薬は全身麻酔の手術に悪影響を及ぼすことはないでしょうか?よろしくお願いいたします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

薬を飲んでいることが手術中止の原因になったと解釈されているようですが、薬剤のデパス、アモバン、レキソタンが全身麻酔の直接的な危険因子になるという事実はないと考えます。むしろ、麻酔による精神病の悪化を危惧したため断られたのではないでしょうか。

入院して全身麻酔下で手術を受けることは、肉体的にも精神的にも大きな負担になります。重い精神病がある場合は一気に悪化する恐れもあるので、現在精神病であることや服用中の薬のことを隠して治療を受けるのは、大変危険な行為といわざるをいません。従って現状を正しく説明した上、手術を受けても大丈夫なのか、またどのような対策をとるのかなどについて、よく相談される必要があります。