口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

食事中に起こる瞬間的な激痛

年齢 性別 相談日
40代 女性 2011年5月25日

【相談者】2011年5月25日  40代 女性 NY

4月26・28日に夕食で食べ物を噛んで食事が半分済んだ頃に左の下歯にビリッと電気が数秒1回走る激痛があった。おかゆなどを食べていても最初ほどの痛みではないが噛んでしばらく経つとビリッと数秒2回左の下歯に痛みがくることがある。不自由なのは食事をするときだけで他は困っていることはない。

静岡市立清水の先生にメールで相談して大学病院を紹介してもらったが三叉神経痛ではないし歯に全く原因がないとも言えないので診断がつかないと言われた。歯を叩いても、歯茎を触っても、水を掛けても痛くない。歯をカチカチ合わせても痛くない。レントゲンで歯の根にヒビも入ってない。部分的なレントゲンでもわからない。先生に痛みのでる場所に麻酔をしてすぐにパンを噛んでも痛みはでなかった。三叉神経痛なら最初のひと噛みで激痛が走ると言われた。

現在フロモックス錠とセレコックス錠でここ5日程痛みは治まっている。食べるのが恐怖で体重減と精神的に落ち込んでしまいました。痛みを完全に止めたいです。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

食後に歯が痛む場合は、まず歯に問題が生じていないかどうかを検査しますが、調べても異常が見当たらず、さまざまな刺激を加えても痛みが出なかったようですね。麻酔を行って痛みに変化が見られるかについても調べられたようですが、それでも原因解明に直接つながるような所見は得られなかったということですね。結論を言えば、歯自体には痛みの原因となる問題は起こっていないと考えます。

瞬間的に激痛が生じた後すぐ消失する場合は三叉神経痛が疑われますが、その場合はテグレトールなどの抗けいれん薬が痛みを抑えます。大学病院は三叉神経痛を否定したとのことですが、それでもテグレトールを試す価値はあるでしょう。逆にテグレトールで痛みがなくなれば、三叉神経痛であると診断がつきますので、テグレトールの内服について相談されることをお勧めします。

www.koku-naika.com/p423orofacialpain10.htm