年齢 | 性別 | 相談日 |
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60代 | 女性 | 2012年10月14日 |
【相談者】2012年10月14日 女性YT
質問
よろしくお願いします。身体表現性障害で11年位とその後舌痛症になって3年位。今心療内科にかかっています。起きている間はずっと舌がビリビリしています。医者からは治らないから一生付き合うしかないと言われています。
また、舌痛症になった頃と同時期に食事の時食べ物が前歯にくっつき、肉、こんにゃくなどを食べるとき長い時間かかります。ガムをかんでも全部上前歯くっついてしまいます。このこともかかる科(医者)はないと言われましたがそうなんでしょうか。心が折れてしまいそうです。病気に負けてしまいそうです。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
身体表現性障害により舌に痛みがあるとのお話ですが、直接的な原因としてドライマウスや亜鉛不足などが関与しているケースもあります。舌痛症のほとんどが原因不明ですが、治療法としては三環系抗うつ剤などの薬物療法が中心となります。
また、食べ物やガムが上顎前歯の内側に付着してしまう件については、幾つかの原因が考えられます。歯並びや歯の形態の問題の他、ドライマウスや舌の動きの問題も可能性として挙げられます。また、それぞれについて歯の治療とドライマウスの治療、舌の機能訓練が必要な状態かもしれません。対策として、食べ物がたまりやすいスペースを封鎖するため、舌接触補助床を作製して使用する方法もあります。