口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

動揺歯の固定金具の色調

年齢 性別 相談日
40代 男性 2011年9月30日

【相談者】2011年9月30日  男性 KY

三歳の息子が、今年2月に前歯を強打し、それが原因で歯がぐらつくようになりました。そのぐらつきがひどくなってきたのでかかりつけの歯科医院で、はえ換わりの時期まで暫間固定をすることになりました。前歯4本に金具を装着する方法なのですが、その金具がシルバーで目立っていて気になります。白色だとかもう少し目立たない固定方法はあるのでしょうか?

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

歯を強打したことによって亜脱臼や歯槽骨骨折が生じ、歯が動揺するようになったのでしょうね。また、歯の神経が死んでしまった(歯髄壊死)結果、歯の根が徐々に溶けてなくなってきている(炎症性歯根吸収)状態であると推測します。

しかし動揺しているからという理由ですぐに歯を抜いてしまうと、別の問題が生じてしまうため注意が必要です。つまり歯が抜けた部分に周囲の歯が動いてきて、歯並びが悪くなるのです。おそらくこの問題を避けるために、動揺している前乳歯をあえて残そうと前歯4本を固定されたのでしょう。生えかわりの時期までこの状態を維持できるのであれば、歯並びが乱れることはありません。

一方、前歯4本の固定には通常銀色の針金の他、もう少し太い歯の固定用装置(これも銀色)や矯正用の銀色のボタン(ブラケット)を使用します。これらの金具の色を好まれない場合は、白色のセラミックブラケットや白色のグラスファイバー製リボンなどもあるので、一度相談されることをお勧めします。