口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

トリプタノールの副作用が強く継続できない

年齢 性別 相談日
60代 女性 2012年1月22日

【相談者】2012年1月22日  女性 FT

現在、左奥歯のジワジワした、時には引っかかれるような痛みとその部分にあたる舌の側面の痛みに苦しんでいます。朝起きたときから寝るまで痛みが波のように襲ってきます。横になって休むといくらかは痛みは軽減されますが、日常生活に支障をきたしております。麻酔科でトリプタノールを頂き1月6日から服用しましたが、強い動悸や脱力感といった副作用に悩まされて20日で服用を止めました。痛みで困っております。宜しくお願い致します。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

終日舌の痛みが続くにもかかわらず、表面上は異常が見当たらない場合は、舌痛症が疑われます。舌痛症の治療方法としては、三環系抗うつ薬であるトリプタノールが有効ですが、副作用が出やすい薬でもあります。そこで今後の対処法を挙げておきます。

  1. トリプタノールを10mg程度の少量に減らし、体を薬に慣らした後、十分な効果が現れるまで徐々に増量していく。
  2. トリプタノールより副作用の少ない三環系抗うつ剤であるノリトレンに切り替える。
  3. 三環系よりも副作用が少ないSNRI系統の抗うつ剤であるサインバルタやトレドミンに切り替える。
  4. 舌痛症に対して効果的な抗てんかん薬リリカに切り替える。
  5. 漢方薬その他、舌の痛み対して有効な薬に切り替える。

上記の組み合わせの他、抗真菌剤や局所麻酔薬の使用、心理療法などさまざまな治療法があります。