口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

フライ症候群

年齢 性別 相談日
50代 男性 2012年2月2日

【相談者】2012年2月2日  男性 O

食事をしますと顔面から汗が吹き出ます。最近、特にひどくなり食事をするのが恐ろしく思えてくるほどになりました。ネットで調べて見ますとフライ症候群というのに似ていますが、耳下腺の手術等はしたことはありません。ただし、舌が常にはれているような感じがあり、ひげをそった後はあごの周りがとてもひりひりします。

何か、治療方法はないものでしょうか。お教えくださいませ。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

食後に汗が出るという症状から、やはりフライ症候群が疑われます。この病気は耳下腺腫瘍の手術や耳下腺周辺の外傷がきっかけで発症することから、耳下腺の唾液分泌を調節する自律神経が切断され、修復される際に汗腺と連絡してしまう場合があります。そうなると唾液を出す代わりに汗が出るようになり、ひりひりした感じが生じるケースもあります。

フライ症候群が発症するきっかけとして腫瘍や外傷の他、耳下腺炎もあります。耳下腺の手術を受けた経験はないそうですが、慢性で明確な症状のない耳下腺炎にかかっている可能性があります。

治療法としてはボツリヌス毒素の注入や抗コリン剤の内服、神経切断術などがあります。