年齢 | 性別 | 相談日 |
---|---|---|
50代 | 女性 | 2012年2月8日 |
【相談者】2012年2月8日 女性 H
質問1
院長、樋口先生へ。どうか、宜しくお願い申し上げます。十年以上前にほとんどの歯を何度も削る治療になりました(半分は健康な歯ですが、健康なものも)、現在、赤いカーボン紙でカチカチすることが、苦痛で、出来ません。2009年の模型がありますが、ほとんどどこもつかず、分厚い物が間にはいります。虫歯の治療は長年していません。
私のような場合、噛み合わせを盛り上げて治す場合、神経を抜かないとできないのでしょうか?神経を抜く、抜かないはどのようなことで決まるのでしょうか?先日の先生、全部抜く、とだけおしゃいます、どうか、宜しくお願い申し上げます。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
神経を抜くか否かを決める基準は、虫歯が神経まで達しているかどうかという点で、神経の炎症が治まる見込みがない場合に神経を抜きます。またかぶせをする際、ブリッジによって治す場合は平行性を確保するため便宜的に神経を抜く場合があります。
【相談者】2012年2月9日 女性 H
質問2
すぐのご回答有り難うございました。申し訳ございませんが、理解がついていけませんので、もう少し、質問させて下さいませ。
「また、被せをするときにブリッジによって治す場合は平行性を確保するために便宜的に神経を抜くことがあります。」
とは、どういうことでしょうか?健康な歯、(28本中半分くらい有ります)も含めて何度も、削る治療になって、現在大変噛みにくく、下顎がかなり、後ろへ引かれる洋で苦しく、どうしようもありません。
噛み合わせがひくくなってしまったようで、模型の間に、(上下)かなり分厚い物が、入ってほとんど噛めていません。上下の前歯の間があいて、います。カチカチ赤いカーボン紙でできません。噛み合わせを盛り上げる治療をする場合、神経を抜くか、抜かないかは、どのようなことできまるのでしょうか?使う材料によるのでしょうか?先生の経験や技術でしょうか?それとも、私の歯の状態でしょうか?
私の歯の状態としたら、それはどのようなことでしょうか?低くなった度合いでしょうか?なかなか相談できる先生が、いらっしゃらなくて困っています、どうか宜しくお願い申し上げます。
【回答2】口腔外科総合研究所 樋口均也
歯をつなげてかぶせを作成する場合、歯を平行な筒状に加工する必要があるために神経を抜く場合があることをお伝えしました。詳しく説明すると、平行になるように削ると神経が露出してしまう、もしくはそれに近い状態になり、あとで神経が死んでしまう可能性があるのです。従って、作り直しにならないようにあらかじめ神経を抜くわけですが、特に前歯と奥歯を全体につなげる場合は前歯と奥歯の向きが異なる場合が多いため一般的に行っています。
ただし通院中の歯科とのコミュニケーションに問題がある場合は、きちんと意思を伝える必要があるでしょう。奥歯が噛み合った時、前歯が咬合紙で2~3枚すいた状態にすることは何も問題ありませんが、場合によってはもっとすかせるケースもあります。
まずは治療の方針やあなたの意向、治療によるメリット、デメリットなどをしっかり確認したうえで、どうしても話し合いが不調な場合は他院を探されることをお勧めします。"