口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

5歳の男の子の唾液腺腫瘍

年齢 性別 相談日
30代 女性 2012年5月31日

【相談者】2012年5月31日  女性 T

5歳の男の子のことで質問です。大学病院の口腔外科で唾液腺腫瘍の診断を受けました。小さいので全身麻酔下で切除の説明を受けましたが、本人も噛み癖があるため、術後にばい菌が入るのを心配し、しばらく経過観察となりました。説明の時に思いついたことしか質問できなかったので、以下2点のことについてお聞きします。

1か月前にできものができたときはイクラ程の大きさでした。何度か傷がいき、白っぽかったり、透明っぽい中に血がたまった感じで、一度さわったら固い感じでした。しかし近くの小児科で紹介状をもらう頃にはその大きさも1/3程度になり、手のひらの豆がつぶれた感じの白っぽい跡になっていました。今回は手術を選択しませんでしたが、傷が小さいうちにしたほうがよいものですか。

就学前のため、MRワクチンやB型肝炎ワクチンを接種予定です。唾液腺腫瘍のある状態でワクチンをうけるのは大丈夫ですか。例えば唾液腺腫瘍のところがうんでるとかそのようなときは絶対だめですか。

この2点について教えてください。よろしくお願いします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

「唾液腺腫瘍」がどこにできているのかが不明ですが、「腫瘍」であれば小さくなることはないため、唾液腺が傷ついて粘膜下に唾液が溜まる「粘液のう胞」の間違いではないでしょうか。

粘液のう胞は下唇粘膜に生じるケースが多く、腫瘤のように増殖して大きくなる病気ではありません。従って放置していても特に問題はないため、もう少し成長されてから局所麻酔下で摘出する方法もあります。

また、通常粘液のう胞の部分が感染して化膿することはないため、ワクチン接種の支障となることはありません。