口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

上唇小帯の切除

年齢 性別 相談日
40代 女性 2008年1月4日

【相談者】2008年1月4日  女性YH

上の前歯の歯の隙間が目立つようになったため、職場の近所の歯医者にかかりました。レントゲンを撮って調べてもらった結果、歯周病が進んでいるということでした。毎日3回きちんと歯磨きをしていたのですが、磨き残しているところがあるといわれ歯磨きの指導を受けました。

また、上唇のヒダのせいで歯周病が進んでいるといわれ、手術が必要だともいわれましたが、急な話で不安だったためその日はお断りしました。できれば切らずに治療してもらいたいのですが、どうしても切らないといけないのでしょうか。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

上の前歯と上唇を結ぶヒダを上唇小帯と呼びます。歯周病が進行して歯肉がやせてくると、上唇が動くたびに歯肉が引っ張られて歯周病が悪化します。これを防止するために、小帯を切って伸ばし上唇が動いても歯肉が動かないようにする必要があります。

手術は麻酔が効いて痛みはありません。時間も5~10分で済み、術後の痛みもほとんどありません。