口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

1歳の息子の粘液のう胞

年齢 性別 相談日
40代 男性 2012年7月31日

【相談者】2012年7月31日  男性 mo

1歳の息子が1月前、おそらく粘液のう胞だが、サイズが通常より大きいため、腫瘍の可能性もゼロではないとのことで、2週間後再診の予定でしたが、風邪のため1ヶ月後の再診予定です。お伺いしたいのは、2点です。

1.1歳の子の場合、病理検査等はおこなえるのでしょうか?※親としては、素人考えですが、病理検査をすれば、腫瘍ではない事をはっきりさせられると思っているからです。

2.もしも病理検査等は、大学病院(阪大病院等)でしか行えないという場合は、近くの歯科でそちらを紹介していただけるでしょうか?※病理検査とは、細胞を調べる事を想像しています。よろしくお願いいたします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

粘液のう胞とは唾液腺が傷ついて粘膜に唾液が溜まり、腫れ上がる病気です。口の内外には唾液腺が多数あるため、口の中ならどこにでもできる可能性がありますが、頻発する部位は下唇粘膜です。

さて、できものの正体が粘液のう胞か、それとも血管腫のような腫瘍なのかについては、切除してみないとわからないケースもあります。お子様の場合も見て触っただけでは何物か判断できない状態なのでしょう。

しかし取るとはいっても、1歳のお子様の場合には局所麻酔での手術は極めて難しいので、摘出には鎮静法や全身麻酔が必要となります。摘出した病変の標本を作製し、病理組織検査を行えば診断を確定させることができます。この検査は組織や細胞の状態を調べるもので、のう胞なのか腫瘍なのか、腫瘍であれば良性か悪性かを判別することができます。

全身麻酔などの対応は麻酔科のある総合病院で行うことになります。近くの歯科を受診すれば該当する病院を紹介してもらえるはずです。