口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

咬筋肥大症

年齢 性別 相談日
30代 男性 2008年3月5日

【相談者】2008年3月5日 30代 男性  P

すいませんお聞きしたいのですが。右の咬筋が異常に腫れております。ネットで調べているうちにこちらのサイトに出会いました。他に調べたところこの症状は咬筋肥大症と言う病気で口腔外科の診察が必要だと。あと圧倒的に多いのは美容整形でボットクスと言う注射で直すという記事ですが。

お聞きしたいのですが、この病気総合病院などで治療してもらう場合一般的にどのような方法で治療するのでしょうか?美容整形しか?なおせないのですか?

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

右側だけの咬筋肥大症ですね。咬筋肥大症は、上下の歯が接触し続けることによって顎の筋肉で最も大きい咬筋に常に負荷がかかる状態が続き、筋肉が肥大してくる病気です。上下の歯が常に接触しているのは異常な状態で、通常は上下の歯が2~3mm離れているものです。つまり、常に筋トレをしているような状態になるため咬筋が次第に肥大してしまい、顔面下部の両側面が膨らんでくるのです。

右側だけが腫れているというお話から、右側の歯が常に接触していると考えられます。従って、右側の歯を接触させないようにすることが第一です。左右のかみ合わせのバランスに狂いがないかどうかの検査を受け、問題がある場合は治療を受けましょう。かみ合わせを正すことで咬筋にかかる負荷が軽減されれば、咬筋は徐々にやせて元の大きさに戻るはずです。

また、就寝中の歯ぎしりも咬筋を肥大する原因となります。歯ぎしりの対処法は、歯科でマウスピース状の「ナイトガード」という装置を作成してもらうことをお勧めします。

参考までに肥大した咬筋をすぐ改善する方法としては、ボトックス(A 型ボツリヌス製剤)の注射が効果的なようです。