年齢 | 性別 | 相談日 |
---|---|---|
20代 | 女性 | 2016年2月26日 |
【相談者】2016年2月26日 こっこ
質問
はじめまして。以前から気になる症状があるんですが、悩んでいたところこちらの相談室を見つけ、問い合わせをさせて頂きます。
前から寝起きや気が付いた時に歯の食いしばりをしている気がしていたのですが、ここ最近、歯を強く噛みしめている状態で目が覚めます。寝起きから長い時で半日以上、頬骨の辺りに鈍い筋肉痛のような感覚があります。起きている時も意識していないと上下の歯をしっかり噛みしめてしまい、頬骨とエラの辺りに筋肉痛に似た変な感覚があります。
見た目も子どもの頃と比べて明らかに頬骨やエラが出っ張り、顔が四角く大きくなっており、大変気になっています。病院に行くべきか悩んでいるのです上記の症状は口腔外科で診察、治療して頂けるのでしょうか?お答え頂けると助かります。よろしくお願い致します。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
就寝中の歯ぎしりと日中の食いしばりは、ともに筋肉を疲労させ、凝りや痛みを引き起こします。この状態が持続すると筋肉や骨が発達して肥大し、エラが張って四角い顔になるでしょう。
夜間の歯ぎしりに対してはスプリント(ナイトガード)というマウスピースのような装置が有効で、使用することにより筋肉への負担が軽くなります。
一方、日中の食いしばりに対しては食いしばらないよう注意することが肝心で、上下の歯を接触させてはいけません。たとえ強い力で食いしばっていなくても、上下の歯を長時間接触させていると筋肉は疲労していきます。このような癖を「上下歯列接触痛(TCH)」といい、改善するための訓練法もあります。
スプリントの作製やTCHへ対応などは、口腔外科へご相談下さい。