口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

非歯原性歯痛の原因

年齢 性別 相談日
男性U 2014年3月13日

【相談者】2014年3月13日  男性U

お忙しい中、すみません。私は3年前にあまりの歯に痛み総合病院の口腔外科にて診断で、上顎の右6番の歯を抜き安心していましたがましたが、しかし隣の上顎7番が痛み、あちらこちらの歯科・口腔外科、更にはペインクリニックを紹介され医療行為を受けましたが全く痛みがひきません。痛みは100とした場合70~85からという感じです。

現在はどうしようもないので痛みと付き合っています。更には私心療内科で双曲性障害と診断され現在も月1通っています。

何か利くお薬等は無いのでしょうか。また、あれば何ミリから始めたよいのでしょうか因みに以前にジェイゾロフト25mgをされたことがありました。現在は別の別の薬に変更さております。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

左側上顎大臼歯の痛みが続き、検査を行っても歯や歯肉、顎骨に異常が見当たらない場合は「非歯原性歯痛」ということになります。

非歯原性歯痛の原因は多種多様ですが、最も出現頻度の高いケースは食いしばりや歯ぎしりによって引き起こされる筋.・筋膜痛です。また歯や歯の神経を抜くことで神経が傷つき、痛みが持続する神経障害性疼痛の他、副鼻腔炎や脳腫瘍、狭心症、片頭痛、群発頭痛、疼痛性障害や本能性疼痛の場合も歯痛は生じます。

双極性障害に罹っているのですね。痛みはうつ病相の身体症状として現れる場合もありますが、精神安定剤による治療で双極性障害が改善すれば痛みはなくなる可能性があります。

神経障害性疼痛や機能性頭痛、疼痛性障害、本能性疼痛に対しては三環系抗うつ剤が有効ですが、双極性障害では躁病相を悪化させる恐れがあるため難しいでしょう。

また、抗うつ剤の他にも慢性的な痛みに対しては抗けいれん薬や麻薬性鎮痛剤、アセトアミノフェン、漢方薬なども効果がある他、局所麻酔薬の塗布やトリガーポイント注射、はり治療、認知行動療法などの治療法もあります。

一般的に薬は最少量からスタートし、症状の変化を観察しながら徐々に増量していきますが、時には複数の薬や治療を組み合わせる場合もあります。