口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

舌の裏側の皮がめくれていました

年齢 性別 相談日
40代 女性OM 2014年1月14日

【相談者】2014年1月14日  女性OM

口内炎かなと思い口内を確認したところ舌の裏側の皮がめくれていました。受診したほうがいいでしょうか?自然に治るものでしょうか?おおよそ0.5~1cmくらいです。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

舌の皮がめくれるという状態はよくある口内炎、即ちアフタ性口内炎とは様子が違うようです。おそらく水膨れができてそれが破れ、めくれたのだと推察します。

水膨れの場合は、内部に血液か唾液か組織液が溜まっていたのでしょう。血液であれば何かの拍子に傷ついて内出血を起こし血腫が生じたと考えられ、自然治癒が見込めます。

また、内部に唾液が溜まっていたとしたら粘液のう胞で、舌下面にある前舌腺という唾液腺が壊れ、唾液が漏れ出して粘膜下に留まったと考えられます。粘液のう胞はつぶれてもすぐに再発するため、傷ついた前舌腺を含めてのう胞を摘出する必要があります。

一方、組織液というリンパ液の一種が溜まっている場合は、ウイルス感染や自己免疫疾患の疑いがあります。これらの場合は一か所だけでなく通常は多発するため、可能性は低いといえるでしょう。ウイルス感染の場合は自然に治っていきますが、天疱瘡や類天疱瘡など自己免疫疾患の場合は血液検査や病理組織検査を行う必要があります。