口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

歯科恐怖症

年齢 性別 相談日
20代 女性 2008年10月29日

【相談者】2008年10月29日 20代 女性 S

初めまして。わたしは、とても酷い虫歯です。自分で確認できるだけでも、5本の歯は2/3がない状態で他にも明らかな虫歯がたくさんあります。

昔から歯医者が大嫌いで、病院のにおいを嗅ぐだけで気分が悪くなり恐怖感でいっぱいになってしまいます。歯がものすごく痛くなり、立っていられなくなるような事もありましたがそれでも怖くて、鎮痛剤を大量に飲んだりしてしまい、歯医者に行けず今に至ります。それに、今では虫歯が増えすぎて恥ずかしいという気持ちも重なってしまい余計に足が遠のいてしまっています。

でも、そろそろ本気で治療しなければ外面的にも身体的にも危ないと思い、相談させていただいています。時間や金銭的な問題もありますし、でも治さなければ、でもものすごく大きな恐怖感が拭えない状態です。わたし自身が視線恐怖・広場恐怖症でもあるので、そういった点も含めて治療はどのようになるのでしょうか?

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

虫歯が多数あるということですから、たとえ歯科恐怖症であっても虫歯の治療を受けなければなりません。また、歯の治療の際に視線恐怖症などがどの程度問題になるのかについては、症状の程度によると思います。まずは勇気を出して歯科を受診し、その点をよく相談されたらよいでしょう。恐怖症が強すぎて治療ができない場合は、精神科で薬を処方してもらうなどの対応が必要かもしれません。