口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

顎骨のう胞の治療法

年齢 性別 相談日
50代 男性 2008年12月3日

【相談者】2008年12月3日 50代 男性 ST

あごの骨にのう胞があり骨の表面に少し穴が出来ていて多少痛みもあります。悪性ではないようだが粘膜を切り骨内の組織を検査との事。8~10日入院で手術になるようです。手術以外には治療方法は無いのでしょうか。腎ガン、胆石、甲状線種と手術ばかり続きもう切りたくないのですが。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

口低部に唾液が貯留してできるのう胞(がま腫)の場合には、免疫調整剤(OK-432)を患部に注入して治す方法がありますが、残念ながら骨内のう胞は手術を行うしかありません。基本的にはのう胞を全部取り除く「摘出術」となりますが、場合によってはのう胞の表面部分のみを切り取る「開窓術」を行うケースもあります。開窓術であれば手術も麻酔も比較的軽く済ませることが可能なので、担当医に相談されるとよいでしょう。

【相談者】2008年12月4日 50代 男性 ST

ご多忙中にもかかわらずありがとうございました。