口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

エラ、おとがいの形成術後から左下唇が下に動かなくなりました

年齢 性別 相談日

  40代

   女性

2025年11月26日

質問1

1ヶ月ほど前に頬骨、エラ、おとがいの形成、頬顎下脂肪吸引をしました。術後から左下唇が下に動かなくなりました。いーの口をしても、右しか動きません。以前に口角下性筋にボトックス打ちましたがもう効果切れる頃です。運動麻痺だと思いますが、もう治りませんでしょうか?

【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也

下顎角(エラ)やオトガイの形成術の際に首(顎下部)の顔面神経下顎縁枝が傷つき、左下唇が下方に動かなくなった可能性があります。顔面神経の枝である下顎縁枝は下唇下制筋や口角下制筋を収縮させ、下唇を下に動かす作用があるため、この神経が切断されてしまった場合は神経縫合術や神経移植術などの手術が必要となります。

質問2

切断されたかどうかはどうすればわかりますでしょうか?
切断ではなく損傷の場合は神経回復のためにできることはございますか?

【回答2】口腔外科総合研究所 樋口均也

顔面神経の下顎縁枝が切断されたか傷ついただけなのかは、下唇の動きを見るとある程度の判別が可能ですが、当然のことながら神経が切断された方が動きは悪くなります。傷だけの場合であれば、神経の回復を促す方法がないわけではありません。ビタミンB12、漢方薬などによる薬物療法、近赤外線照射、星状神経節ブロック、針治療などにより改善が期待できます。