口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

右上犬歯のあたりが痛み、毎日痛みに耐えかねています

年齢 性別 相談日
女性 2014年9月28日

【相談者】2014年9月28日  C

2年3ヶ月前から、右上犬歯のあたりが痛みはじめ、歯科、口腔外科、心療内科、ペインを受診し、現在は1ヶ月に1回ペインに行ってますが、一向によくならず、毎日痛みに耐えかねています。最初はどんな検査から始まり、どれくらいのペースで通院となるのでしょうか?痛みのことばかり考えてしまう毎日です。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

痛みがどのような原因から生じているかを検査し、それに応じた必要な治療を受けることになります。痛みの原因として考えられるものは下記の通りです。

  • 虫歯、不良充填物、不良補綴物による歯髄や歯根膜の炎症
  • 歯周病による歯肉や歯槽骨の炎症、歯の破折
  • 顎骨内の腫瘍、嚢胞、骨髄炎
  • 鼻炎や上顎洞炎筋・筋膜痛
  • 神経障害性疼痛
  • 疼痛性障害
  • 本態性疼痛

これらの問題の有無を調べるため、次の診察及び検査を行います。

  • 問診、調査票
  • 口腔、顔面、頸部の診察
  • エックス線検査
  • 歯の視診、打診、触診、冷温診、電気歯髄診、局所麻酔歯周組織検査
  • 心理テスト

歯や歯周組織に問題がある場合はそれらの治療を行い、筋・筋膜痛や神経障害性疼痛、疼痛性障害の場合は薬物療法や心理療法、機能訓練、神経ブロックなどの治療を行います。治療間隔や治療期間は個々の症例によって異なるため、現時点で明確にお答えすることはできません。