年齢 | 性別 | 相談日 |
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30代 | 女性 | 2012年6月21日 |
【相談者】2012年6月21日 女性 S
質問1
もうすぐ7歳になる息子です。3月に舌の先に水疱が出来て、近所の口腔外科に行った所『粘液のう胞』と診断され水疱を切除しました。しかし、また水疱が出来てしまいやはり先日、水疱を切除しました。息子も舌への局部麻酔が恐怖なのと不安なのとで泣き喚く中、羽交い絞めのように切除されるのを見て親子不信感になってしまいました。また局部麻酔と同時に切除だったので麻酔がまだきいていない中の手術だったのかと思うと震えがきます。
粘液のう胞は下唇が多いと書いてあるのを良く見るのですが、舌の先もありますか?息子は1歳位の時から寝るたびに血が出るほど舌を噛む子でした。舌でも、のう胞と小唾液腺を取らないと再発の可能性が高いのですか?また切除するとなるととても不安でなりません。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
舌尖部に粘液のう胞が生じ、摘出後に再発して再び摘出されたようですね。粘液のう胞は小唾液腺が傷つくことによって発症するため、傷ついた小唾液腺を同時摘出すれば再発することはありません。しかし、手術時の状況から小唾液腺を摘出できなかった可能性があり、その場合には再発のおそれがあるでしょう。
舌への麻酔には即効性があるため、すぐに手術を始めても痛みは感じないはずです。お子様にとっては痛みよりも恐怖感の方が強かったのでしょう。どうしても我慢できない場合には全身麻酔で摘出するケースもあります。
また、粘液のう胞は必ずしも摘出する必要はなく、手術に恐怖感がある場合はそのまま放置されてもよいと考えます。
【相談者】2012年6月25日 女性 S
質問2
わざわざご丁寧にメールをありがとうございました。はじめての事で戸惑う事ばかりで、とても心配で。そこの先生は粘液のう胞で出来た水疱はとった方が良いとの事だったので取ったのですが、今回も同じ様な切除だったので出来る可能性が高い気がします。
無理にとらなくても良いと聞き少し安心しました。今の所、再発はしていませんが様子を見てみようと思います。本当にお忙しい中わざわざありがとうございました。