年齢 | 性別 | 相談日 |
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30代 | 女性 | 2010年1月24日 |
【相談者】2010年1月 24日 30代 女性 HK
5歳になる息子のことで相談です。現在1ヶ月に二回くらい反復性耳下腺炎にかかり、抗生物質を投与されています。去年の夏におたふく風邪にかかり、それから反復性耳下腺炎を繰り返しています。おたふくの抗体検査はしていませんが、小児科、耳鼻科ともに反復性耳下腺炎の診断をうけています。
二年前に歯科で粘液のう胞の診断をうけ、口腔外科で手術をうけ、取り除いてもらいました。術後に処方された抗生物質と耳下腺炎で処方される抗生物質がセフゾン細粒小児用10%というもので一致するので、因果関係が気になりました。
反復性耳下腺を何度も繰りかえし、痛みが強いこともあり子供がかわいそうなので、一度大きな病院で調べてみようかとも考えています。調べて原因がわかるものでしょうか。ご回答お願いします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
反復性耳下腺炎の原因ははっきりと解明されておらず、いろいろな可能性が考えられています。最も関係がありそうなのは細菌感染で、治療には通常抗生物質が処方されます。
一方、粘液のう胞の原因はほとんどの場合、唾液腺に加わった外傷です。そのため唾液腺が損傷し、周囲に唾液が漏れ出して貯留することにより粘液のう胞が形成されます。従って、反復性耳下腺炎とは成り立ちが異なるため因果関係はないと考えられます。また、抗生物質のセフゾンでいずれかの病気が引き起こされることもありません。
その他、反復性耳下腺炎の原因として耳下腺の形態や機能の異常、アレルギー、内分泌(ホルモン)の異常などがあり、これらについてはそれぞれ検査可能なので設備の整った病院を受診されるのがよいでしょう。
【相談者】2010年 1月 27日 30代 女性 HK
ご回答ありがとうございました。耳下腺の形態や機能の異常、アレルギー内分泌の異常等の検査は耳鼻咽喉科でできるのでしょうか。その検査は反復性耳下腺炎にかかっている状態ではないとできないでしょうか(健康な状態では検査できませんか)。追加で申し訳ありません。ご回答のほどお願いします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
総合病院の耳鼻咽喉科であれば各種の検査を受けることができます。また、反復性耳下腺の症状が出ていない時でも原因となる問題を究明することは可能です。
【相談者】2010年 1月 29日 30代 女性 HK
ご回答ありがとうございました。機会をみて、検査を受けにいこうと思います。ありがとうございました。
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