口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

舌縁部の潰瘍性病変

年齢 性別 相談日
50代 女性 2009年3月9日

【相談者】2009年3月9日 50代 女性 C

舌癌について初期症状を調べていたところ、貴サイトにたどり着きました。

昨日から、食事をすると舌の横が痛んだので口内炎だと思っていましたが、今朝鏡で見ると、数ミリの黒いほくろのようなものがあり、その下が5mmほど少しえぐれていて、うす白い膜が下側についています。触ってもしこりは無いようです。悪性の癌でないかとすごく心配ですが、貴病院で診察していただけますでしょうか。どうかよろしくお願い申し上げます。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

「黒いほくろのようなもの」は内出血斑と推測されますが、その下の少しえぐれた部分が気になります。何らかの傷ややけど、あるいは口内炎の類かもしれませんが、ガンの疑いもあります。遠方からで大変かとは思いますが、一度ご来院いただいた方がよいかと思います。

ただし、細菌性以外の顎下唾液腺炎や顎下リンパ節炎の場合では対処法が異なります。従って、受診された耳鼻咽喉科でもう一度確認をとり、適切な治療を受けられることをお勧めします。