口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

幼児の粘液のう胞

年齢 性別 相談日
30代 女性 2008年8月27日

【相談者】2008年8月27日 30代 女性 A

娘に下唇粘液のう胞が出来たといわれました。娘は、1才3ヶ月です。1才1ヶ月の時に、出来もが出来、歯医者に行って言われました。大きくなってから、レーザーで取りましょうと言われましたが、ほっておいても大丈夫でしょうか?それとも、小さいうちにとってあげるほうがいいのでしょうか??

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

唇の粘液のう胞は、小唾液腺がつぶれて漏れ出した唾液が中に溜まった病気です。おそらく何かの拍子に唇を噛んでしまい、小唾液腺が傷ついたと考えられます。そのまま放置しておいても、膨らんでいるという以外に特に問題が生じることはありません。

大人であれば麻酔注射をしてのう胞と傷ついた小唾液腺を摘出しますが、幼児の場合は手術を我慢することが困難なため、もう少し成長してから手術を行うことになります。今取る場合は全身麻酔下での手術となりますが、そこまで急いで取る必要はありません。

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