口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

非歯原性歯痛

年齢 性別 相談日
40代 女性 2008年8月12日

【相談者】2008年8月12日 40代 女性 C

はじめまして。口腔内科、歯科心身症等を検索して貴HPを拝見しました。

右下奥歯の痛みが続き、歯周炎、知覚過敏、噛み合わせが悪い、等の診断で、歯石除去、レーザー治療を受けましたが、効果がありません。

治療を始めてから(約半年、3つの歯科に通院)、舌が痛くなり、訴えましたが、40代の女性に多いと言われただけでした。

レントゲンでは神経を抜く程ではないけれど、痛みが治まらないならば、神経を抜きましょう、と言われています。ネットで調べてみると非定形型歯痛、舌痛症に似ているようなのですが、ひぐち歯科クリニック様ではこういった症状についての治療、投薬(抗うつ薬、SSRI )を行っておられますか?又は大阪でこれらの治療をされている病院はありますでしょうか?

病名に関しては素人の中途半端な思い込みかもしれませんので、大変失礼と存じますが、痛みで食欲も無く睡眠も余りとれず、辛い日々を過ごしているのでご容赦くださいませ。ご多忙中恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

歯の痛みについては歯が原因でない歯の痛み、すなわち「非歯原性歯痛」を疑います。また、舌の痛みについても外見的に舌の粘膜に大きな異常が見られない「舌痛症」を疑います。これらが別々の原因によって生じている可能性もあるでしょうが、実際には同じ原因による場合の方が多く見られます。

それは食いしばりによる場合と、抗うつ剤が効くタイプの痛みの場合です。従って、どちらに相当するかを調べるため、診察を受けられた方がよいでしょう。

なお、当院ではこれらの診察や治療を日常的に行っておりますが、他の医療機関の診療に関する詳細は、よく把握しておりません。しかし、恐らくはあまり行われていないと思われます。

【相談者】2008年8月17日 40代 女性 C

ご多忙中にも拘わらず、早々にお返事ありがとうございました。是非貴クリニックで受診したいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

www.koku-naika.com/p418orofacialpain5.htm