年齢 | 性別 | 相談日 |
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30代 | 男性 | 2008年7月11日 |
【相談者】2008年7月11日 30代 男性 T
お忙しい中、失礼いたします。親知らずを抜いたあと4ヶ月ほどたつのですが、抜いた歯近くの頬が固くなったような感じが続いています。こないだ歯科でレントゲンをとってもらって見てもらったのですが、「様子を見ましょう」と言われただけで、原因は分からずじまいです。
ネットで調べたら三叉神経痛に該当するのかとも思うのですが、先生の意見をお聞かせいただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
実際に口の中を見ていないためはっきりしたことは言えませんが、おおよその見当はつきますので、推測の範囲でお答えします。
埋まっている親知らずを抜く際に、歯肉を切開したり歯の周囲の骨を削ったりした場合、術後に周囲が固くしこりのようになるケースがあります。これは瘢痕化という術後の炎症反応で、特に異常はありません。時間の経過により徐々に元の柔らかい状態に戻りますので、お待ちになってください。
なお、三叉神経痛は症状が全く異なり、突然の強烈な痛みが一瞬生じた後、その痛みは消えてしまいます。つまり痛みが出る病気であり、固くなる病気ではありません。