口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

親知らずの抜歯の中断

年齢 性別 相談日
30代 女性 2007年12月27日

【相談者】2007年12月27日  女性NM

一昨日左下の奥歯が痛くなり歯茎が腫れてきました。そこで、かかりつけの歯科でレントゲンを撮って調べてもらったところ、親知らずが埋まっていて化膿しているといわれ化膿止めと痛み止めを出されました。そして翌日、痛みがやわらいだため抜歯をすることになりました。

麻酔をして歯茎を切り取り、骨を削って歯を砕く予定だったのですが、痛みに耐え切れなくなったため骨を削っている途中で抜歯は中止になってしまいました。歯茎は切り取って消毒したので症状はおさまるし、当分痛くなることはないだろうといわれましたが、このまま抜かずに放置してもいいのでしょうか?

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

親知らずがきちんと生え揃っていない場合や埋まっている場合は汚れが滞まりやすく、化膿しやすい状態にあるといえます。従って、今回の痛みも埋まっている親知らずの周囲に汚れが滞まり、細菌感染を起こしたと考えられます。また、化膿している間は親知らずの周囲の組織が酸性化しており、麻酔が効かない状態であった可能性が高いのです。

歯肉を切除して親知らずを出したということですが、それでも汚れが滞まりやすいという状況は残ってしまっています。このまま放置するといつか再び痛み出す可能性が高いため、やはり抜歯する必要があるでしょう。しばらく抗生物質を内服して炎症が収まるのを待ち、症状がなくなってから再度抜歯をしてもらいましょう。今度は麻酔が効くはずです。また、担当医と相談して口腔外科を紹介してもらってもよいでしょう。