口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

三叉神経痛と筋・筋膜痛

年齢 性別 相談日
30代

女性

2014年12月3日

質問

突然のメールすみません。先月病院で顎の咀嚼筋の筋肉痛、関節円板が薄くなっているかズレているという診断を受けて、マウスピースつけながらロキソニンで治療してます。最初の頃に比べると痛む時間は短くなってますが、どうしてもビリッとくるような突然の痛みが取れず、1日1時間ほど発作的な痛みが続きます。それ以降良くなりそうな感じでしたがまた痛みが戻るようになったりと、ずっと繰り返してます。

回答

医療機関において検査をした結果、歯や顎の骨に異常が見つからないことから非定型歯痛を疑われたのでしょう。非定型歯痛は原因により、検査や治療方法が異なるため、まずは原因を詳しく調べる必要があります。

例えば神経障害性疼痛では、アロディニアと呼ばれる特徴的な神経の異常により、局所麻酔を行っても痛みが消えないケースがあります。その場合の治療法のひとつがリリカや漢方薬ですが、抗うつ薬や麻薬系鎮痛薬、アセトアミノフェンなどが効く場合もあります。また、別の種類の漢方薬や局所麻酔薬の塗布、神経ブロック、認知行動療法も効果が期待できます。