口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

萌出困難な12歳臼歯

年齢 性別 相談日
40代 女性 2019年9月29日

質問

中学2年の子供のことで質問させていただきます。よろしくお願いします。12歳臼歯がうまく生えてこないので、全身麻酔で骨を削って親知らずを抜いたほうが良いと言われています。

大人の親知らずの抜歯後にドライソケットになって痛みに苦しむ方もいらっしゃるようですが、子供の親知らず抜歯も、ドライソケットになる可能性もありますか?縫合とは抜いた穴を縫うのではないのですか?わからないことばかりで心配です。よろしくお願いします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

中学2年生であれば、親知らずはまだ未完成の状態で顎の骨の中に埋まっているはずなので、親知らずが12歳臼歯(親知らずのひとつ手前の第2大臼歯)の萌出を妨げているのがどのような状況を指すのか、憶測が困難です。

それはともかく、抜かなければならない状況であれば、抜くしかないのでしょう。本当に抜く必要があるのか、抜かない選択をした場合、将来どのような問題が予想されるのかを担当の先生に聞くことをお勧めします。

親知らずはまだ生えておらず埋まっていると予想されるので、抜いた後はその穴を縫う(縫合する)ことになるはずです。穴を縫って塞いでしまえば、ドライソケットになることはないでしょう。