口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

ドライマウスではないかと悩んでいます

年齢 性別 相談日

60代

女性 2016年8月19日 

【相談者】2016年8月19日  60代 女性

質問

ドライマウスではないかと悩んでいます。半年以上前から、唇がべたつき人と話をするのにとても気になります。唇が乾燥し、口の中もかわいて、飲みこみにくい。水をよくのみます、薬はなにも飲んでいません、他にどこも悪い所はないきがます。

口腔外科の歯科に行っても特に治療法がありません、何かいい方法を教えていただけないかと、メールしました。よろしくお願い致します。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

まずは、実際に口の中がどの程度乾いているのかを調べましょう。粘膜の湿潤度を調べる機械を使えば簡単に測定できる他、唾液の出具合(分泌量)や性状を調べることもできます。

ドライマウスの原因にはさまざまなものがありますが、口呼吸や筋力の低下、糖尿病、ストレスなどが考えられ、原因に応じた治療を行う必要があります。

唾液や涙が出にくくなるシェーグレン症候群は膠原病の一種で、この病気が疑われる場合は血液検査や唇の唾液腺を取って調べる病理組織検査を行います。

また、口が乾いてネバネバしているように感じていても、実際には全く乾燥していない場合は口腔異常感症が疑われます。

上記の検査や治療を行う医療機関は限られるため、ドライマウス研究会のホームページに掲載された医療機関リストをご参照ください。

drymouth-society.jp/