口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

噛みしめ呑気症候群の治療法

年齢 性別 相談日

20代

女性

2020年02月14日

質問

突然の訪問失礼いたします。長年おなかにガスがたまる現象で悩んでおり、調べてみると呑気症という症状に近いことを知りました。自分で色々とネット検索をし、こちらの医院を見つけ、ぜひ一度カウンセリングを御願いしたいのですが、呑気症について、どのような治療法があるのか伺えますでしょうか。

症状は、おなかにガスがたまる・張る(とくに夕方~夜)、旅行など誰かが横にいると思うと余計おなかが貼る、唾を飲み込む回数が多い、食いしばり癖がある、などです。

内科・心療内科・消化器科・歯科…何科を受診すれば良いかも迷っております。日中につけるスプリントがあるという記事を拝見しましたが、そちらを付けるとどのくらい効果的なのでしょうか、色々と質問をして申し訳ございませんが、ご連絡をお待ちしております。宜しくお願いいたします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

噛みしめ呑気症候群は噛みしめることによって口の中が狭くなって降圧となるため、唾液を飲み込む際に強く吸い込む必要が生じます。そのため、唾液を飲み込む際に空気も一緒に飲み込んでしまい、結果としてガスが溜まります。

診察ではまず噛みしめているかどうかを調べます。噛みしめていることが確認できれば、噛みしめ改善に向けて行動変容に取り組むことになります。トレーニング用スプリントを作製して使用することにより、多くのケースで効果が得られています。