口腔外科総合研究所 l 口腔外科 大阪

問題ある歯を抜歯した際に膿や炎症の取り残しがあった場合について

年齢 性別 相談日

  代

 

2024年6月10日

質問1

問題ある歯を抜歯した際に膿や炎症の取り残しがあった場合、どのようなリスクがありますか?またレントゲンなどで確認出来るものでしょうか?

【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也

何らかの問題を抱えた歯の抜歯後、膿や炎症が残存していても治癒するケースは多く見られますが、短期的には術後出血や術後感染、長期的には顎骨骨髄炎や残留のう胞が生じる可能性があります。また、長期的な問題についてはエックス線写真で確認することが可能です。

質問2

ご返信ありがとうございます。

>長期的には顎骨骨髄炎、残留のう胞が生じる恐れがあります。短期的な問題についてはエックス線写真で調べることはできませんが、長期的な問題が生じている場合はエックス線写真で確認できます。

ということは診断するとしたら抜歯直後ではなく、少したってからエックス線写真で確認するのが良いでしょうか。

【回答2】口腔外科総合研究所 樋口均也

前回の回答の通り、一般的にエックス線写真は一定時間が経過するまでは問題の有無を確認することは難しい傾向にありますが、現在何らかの問題がある場合は一度エックス線検査を行うことをお勧めします。現状のまま放置することに対する是非も含め、早期に診察を受けられた方がよいでしょう。