年齢 | 性別 | 相談日 |
---|---|---|
50代 |
女性 |
2025年4月2日 |
質問1
今年の1月に大学病院にて 左上親知らず抜歯術+左上7番目歯根端切除術をしました。症状としては左上に痛みがあった為受診したとろ水平埋伏智歯が7番目の根尖付近に埋伏している為に痛みが発生している可能性があるとの事でした。
術後2ケ月以上経ちますが 左上歯茎の奥の方の痛みが続き鎮痛剤も飲んでいるので再度受診して触診、CTを撮りました。触診で痛みの箇所は歯根切除した根元との事です。押すとかなり痛みがあります。CTでははっきりとした異常はみつからず しいて言えば歯根の切口が少し飛び出てるところがあるのと、鼻の空洞が少し腫れている(術前から腫れていたみたいですが)、抗生剤が3日分出ました。これで軽くならないなら抜歯しかないと言われました。抗生剤を飲み切ってもたいして症状は変わりませんでした。
自分で色々調べたら逆根管充填をされていないのが原因ではと思っています。左上内側の歯茎や左下の歯茎も痛くなり関連痛ではと言われました。鎮痛剤を飲み続けるのも心配ですし抜歯をするべきか悩んでいます。でもCTではっきりとした感染や膿みがあったわけでもないのに抜歯までする必要があるのか、何か他の方法はないのかと思い相談いたしました。何卒ご教示お願い致します。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
大学病院の口腔外科では歯根端切除の際、逆根管充填をされなかったようですね。歯根端切除術は外科的歯内療法といって根管治療(歯内療法)の一種ですが、口腔外科の先生は根管治療に慣れていないため、逆根管充填が行われなかったのかもしれません。
抜歯以外では、歯内療法を得意とする歯科医による逆根管充填を受ける、一度歯を抜いて逆根管充填し、元に戻す意図的再植術を受ける、このいずれかの治療法をお勧めします。