年齢 |
性別 |
相談日 |
10代 |
男性 |
2016年2月20日 |

【相談者】2016年2月20日 ミッキィー
質問
17歳の息子ですが10年前に上顎の白い米粒位の物に気付き何件か歯科に行きましたが、ほとんどの先生が悪い物ではないがわからないとの事で子供だったので、組織を取るまでもないと言われました。1人角質ですとおっしゃられた先生もいましたが、結局何かわからないまま10年経ちました。
当時と変化はないので大丈夫だと思いますが、白板症の話を聞くと不安になる事もあります。このまま様子を見て大丈夫ですか?よろしくお願いします。写真を添付させていただきました。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
上顎の白い病変が白板症かどうか診断はできませんが、10年間変化がないこと、痛みがないことから、白板症の可能性は十分に考えられます。白板症が癌化するケースもありますが、その確率は高くありません。10年間変化しなかった点からも、今後癌化する可能性は極めて低いでしょう。
ご心配であれば、一度検査を受けられることをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
女性 |
2016年2月19日 |
【相談者】2016年2月19日 M
質問
突然申し訳ありません。2年から左上側の歯の全体がザクザクと痛く困っています。最初の原因は歯の磨き過ぎから始まった痛みに思います。以来…7箇所の歯科医を訪ねましたが現在 神経を抜いても痛く7番の奥歯は半年前に抜歯をしてしまい、奥歯はありません。最近、伺った歯科医で『非定型歯痛』と言われました。朝起きた時、何か夢中になっている時は歯の痛みや違和感を忘れるのですが、以外の時は違和感や痛みを感じます。
歯並びが悪いので、歯周病とも言われた事があります。食いしばりも指摘された事があり、日常生活で気をつけ出すと、口腔内全体の痛みはなくなりたした。
もし、非定型歯痛ならば、鬱薬や神経ブロックが有効だと言う事も勉強しましたが、以前 体左全身に紅班が出来、体が強張る原因不明の病になった時に、いろいろな薬を飲み悪化する一方で、最後は漢方で完治して以来、出来たら漢方に頼りたいと願っています。どうしたら、楽になれるか困っています。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
痛みの原因が見つからない歯の痛みを非定型歯痛といい、主要な原因は食いしばりです。食いしばらないように注意したら痛む範囲は狭くなったが、まだ続く痛みを薬で改善したいというご希望ですね。
非定型歯痛に対しては抗うつ薬や抗けいれん薬が有効ですが、副作用として眠気やだるさを伴う場合も少なくありません。
その観点から、漢方薬は副作用が少なく飲みやすい薬といえますが、効果には大きな個人差があります。また、漢方薬は症状や体質に合わせて選ぶ必要があるため、漢方治療を得意とする先生の診察を受けましょう。
年齢 |
性別 |
相談日 |
60代 |
男性 |
2016年2月4日 |
【相談者】2016年2月4日 IS
質問1
よろしくお願い致します。5年位前から舌の先がピリピリし出し、2,3年前からは舌の中あたりから裏側もピリピリするようになった。九州歯科大学口腔外科を受診し、漢方薬を服用するが効果無しです。せんべい類やフライ物は特に刺激し食べれません。いろんな所に受診相談しましたが、改善策に辿り着きません。どうぞ宜しくお願い致します。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
何らかの理由で舌の粘膜が荒れて痛みやすくなっているのでしょう。原因として貧血、ビタミン不足、亜鉛不足などが疑われます。
また、ドライマウスや口腔カンジタ病、扁平苔癬、歯科金属アレルギー、薬物アレルギーなどの問題があると、腔膜が荒れて痛みます。大学病院の口腔外科では、これらの点について確認されたのでしょうか。
歯ぎしりや食いしばりでも、舌の粘膜が痛む場合があります。食事や力仕事以外では、上下の歯の間は常に2~3㎜の間隔を保ち接触しないのが正しい状態です。上下の歯が当たる癖(歯列摂食癖)がある場合は、対応策を担当の先生と相談されることをお勧めします。
粘膜の荒れに対して、漢方薬は有力な治療手段です。短期間で結果を求めず、もう少し気長に続けましょう。
血液検査で特に異常がみられなくても、栄養学的には問題があるのかもしれません。タンパク質やビタミンを積極的に摂取することにより、改善がみられるかもしれません。
【相談者】2016年2月4日 IS
質問2
こんにちは。早速のご丁寧な回答をいただき有難う御座います。漢方薬は3年近く服用しましたが、効果無しです。血液検査等はしていません。受診は何科が適当でしょうか?よろしくお願い致します。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也どのような問題があるのかを調べるために血液検査、唾液検査、カンジダ菌の検査が不可欠で、病理組織検査も必要になるかもしれません。
全ての検査を受けるには、口腔外科か耳鼻咽喉科がよいでしょう。口腔外科については既に大学病院に通われていたようですが、他院も検討されてはいかがでしょうか。
【相談者】2016年2月9日 IS
質問3
こんにちは。ご丁寧な回答有難う御座いました。近場に「舌痛症」の専門医院が無く、福岡の天神に有る様なので行ってみようと思います。また、何か有りましたらご相談させていただきます。有難う御座いました。"
年齢 |
性別 |
相談日 |
70代 |
女性 |
2016年1月31日 |
【相談者】2016年1月31日 FOX
質問1
昨年12月中旬に大腸検査を行ったときに口がカラカラに乾きそれ以降乾いた状態が続いています。当初は乾くだけでしたが1月になった頃から口内が苦く感じるようになりました。1月になって耳鼻咽喉科に通い始めサラジェンを処方され飲むようになりましたが、飲んだ時には唾液が出ますがしばらくするとまた乾いてきます。
今は、食事は何を食べても苦く感じるため、あまり食べる事ができません。また、普段も常に口の中が苦く感じるようになっています。原因は何が考えられますか?また何科にかかるのがいいのでしょうか、アドバイスをお願いします。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
複雑な状況のようですね。可能性のありそうな疾患を以下に挙げてみます。
口の乾きに対して、耳鼻咽喉科でサラジェンを処方されたようですね。サラジェンはムスカリン作動薬という種類の内服薬で、唾液や涙の分泌量を増やす働きがあり、ドライマウスやドライアイに対して有効です。ただし、シェーグレン症候群という自己免疫疾患以外は処方できないという保険の規則があります。
シェーグレン症候群であると診断するためには、唾液分泌量の測定やドライアイの検査が必要で、唇の唾液腺を幾つか切り取って病理組織検査を行う必要がありますが、検査は受けられましたか。また、結果はどの程度でしたか。
シェーグレン症候群であれば腎炎や肺炎、悪性リンパ腫などの病気を合併している可能性があるため、免疫内科(膠原病内科、リウマチ科)で詳しく調べる必要があります。
ドライマウスの症状があるようですが、口がカラカラになる原因は大きく分けて2つあります。ひとつは唾液の分泌量が低下している場合、もうひとつは口呼吸により唾液が著しく蒸発している場合です。適切な検査を行い、原因に応じた対応が必要です。唾液の分泌量が少ない場合にサラジェンが有効ですが、他にも幾つかの選択肢があります。
口の中が苦く感じるという点についても、ドライマウスの影響が疑われます。唾液は食べ物の味を味蕾(味を感じる細胞)に伝える働きがあるため、ドライマウスが改善すれば苦味もなくなる可能性があります。一方ドライマウスとは関係なく、単に味覚がおかしくなっている場合もあります。メイラックスという抗不安薬はこの種の味覚異常を改善する見込みがある他、抗うつ薬が効果を発揮する場合もあります。
ドライマウスやシェーグレン症候群について検査を行い、実際の有無や程度を調べる必要があります。一度、耳鼻咽喉科の先生と相談されることをお勧めします。必要であれば、ドライマウスや味覚異常に詳しい専門医を紹介していただけるはずです。
【相談者】2016年2月2日 FOX
質問2
遅くなりましたが、情報が少ないながらも有意義な情報をありがとうございます。次回受信予約(9日)までに、通院履歴から、症状と診察結果を整理し直し、シェーグレン症候群・ドライマウス・味覚異常の検査をお願いしてみようと思います。今は耳鼻咽喉科に通っていますが、口腔外科に変えた方が良いのでしょうか?
【回答2】口腔外科総合研究所 樋口均也
まずは9日の耳鼻咽喉科受診の際に相談されてはいかがでしょうか。その結果を踏まえて、口腔外科の受診を検討されるとよいでしょう。
年齢 |
性別 |
相談日 |
60代 |
男性 |
2016年1月26日 |
【相談者】2016年1月26日 AM
先日歯の治療のため抜いたのですが抜きっぱなしで後に何も詰めないからバイキン入ったのか腫れて痛む。イソジンでうがいしてますがもっと悪くなりそうで怖い。何かいい方法があったら教えてください、お願いします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
通常、抜歯後は抜いて生じた穴(抜歯窩)に何かを詰めなくてもきれいに治っていくものです。つまり、そのまま治りを待つということです。
ただし、抜歯前の歯やその周囲の顎骨の状態が悪い場合や糖尿病などの持病がある場合は例外で、抜歯後に傷口を縫合して抜歯窩を閉鎖したり、詰め物やパックを施す場合があります。また、抗生物質を術前に内服したり、術中に点滴したり、術後長めに内服したりする場合もあります。
今後悪化することをご心配されているのであれば、抗生剤の内服、抜歯窩の洗浄や縫合、掻爬が必要かもしれません。抜歯された医療機関に相談の上、口腔外科を紹介してもらうことをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
50代 |
女性 |
2016年1月11日 |
【相談者】2016年1月11日 みっち
質問1
歯根膿疱の開窓術について、質問させてください。CTにより、右下6番の神経に近い所までの大きな膿疱を確認し、1週間前に個人の歯科医院にて、開窓術を行ってもらいました。今は患部に薬の付いたガーゼが入っている状態なのですが、3日前にガーゼ交換してもらったのに、すでにかなりの悪臭がしています。
先生からは、1週間~10日このままの状態にしておくと言われています。また、左で食べるようにしていますが、歯磨き後のうがいもありますし、ガーゼが取れるような、浮いたような感じになってきています。臭いについては、仕事もありますし、衛生的な面も考えて、日に日に不安とストレスが大きくなっています。
このまま何ヵ月かこの状態での我慢は仕方がないのでしょうか?また、開窓術はやはりガーゼの方法しかないのでしょうか?それと、将来的に摘出手術をしなくてもよいのでしょうか?いろいろ質問させていただきましたが、よろしくお願いします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
歯根嚢胞が下顎骨内部を走行する下歯槽神経に近接しているようですね。嚢胞を全て摘出しようとすると神経が傷ついて麻痺が生じる恐れがあるため、神経に接する部分の嚢胞壁はそのままに、上部の嚢胞壁のみを切り取って傷口が開いたままの状態にしているのでしょう。開窓術の後は傷口にガーゼを詰め込み、嚢胞が小さくなるのをじっくり待つことになります。
嚢胞腔が小さくなるまではガーゼを定期的に交換する必要がありますが、時間の経過とともに臭いは発生するものです。現状では我慢する以外に方法はありません。
嚢胞腔が小さくなるまで数か月かかると説明されたようですが、1~2か月でかなり小さくなるケースもあります。
ガーゼは臭いが生じやすいため、傷口にシリコンやレジンでふたをする場合もあります。傷の状態にもよりますが、ガーゼ以外の材料について、一度ご相談されることをお勧めします。
将来の摘出手術については、開窓術が成功すれば必要ありませんが、嚢胞の形や位置によっては摘出した方がより確実に治る場合もあります。この点については、状態を観察しながら担当医とご相談されるとよいでしょう。
【相談者】2016年1月13日 みっち
質問2
早々とご丁寧な回答をありがとうございました。ガーゼの件、また、かかりつけの先生に相談してみます。本当にありがとうございました。
年齢 |
性別 |
相談日 |
10代 |
男性 |
2015年12月20日 |
【相談者】2015年12月20日 S.K
質問
先日、病院で左下顎の線維性異骨形成症と診断されました。痛みもなく機能的に問題もないのですが、やはり顔のことなので気になってしまいます。審美的な理由での手術は可能なのでしょうか?
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
線維性骨異形成症は骨がうまくできず、内部が線維組織に変わってしまう病気です。結果的に変形や骨折、痛みが生じる場合もありますが、はっきりとした症状が出現していない場合はそのまま放置しておいても差しつかえありません。
審美的な理由と書かれていますが、骨の変形が目立ってきているのでしょうか。その場合は手術により病変部分の切除や減量を行うことが可能ですが、手術は顎骨成長後が望ましいため、現時点では時期尚早ということになるでしょう。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
男性 |
2015年12月10日 |
【相談者】2015年12月10日 M
質問
子供の頃より歯磨きをろくにしておらず、16歳の時に、念入りにいつも以上に力を入れ歯磨きをしたら、歯茎が悪かったらしく、歯並びがバラバラになり、歯が倒れるかのように、噛み合わせが合わなくなり、当時は口腔外科も知らず、歯科に行っても、生まれつきとか、中々分かって貰えず、中々前に進めずじまい、中には削りその歯並びのまま、高さ調整する歯科も…今現在は腫れが酷く匂いが、そして、16歳から慢性の下痢に悩む状況です!菌によるものかと思ってます。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
10代の頃から歯肉炎によるさまざまな問題があるようですが、歯並びや噛み合わせの問題については歯周病に因るものであると推察します。
慢性の下痢に関してはさまざまな原因が考えられるため、胃腸科で詳しく検査を受ける必要があります。クローン病という消化管粘膜の病気でも下痢が起こりますが、この病気は歯周病と関連する場合もあります。
ご存知の通り、歯周病は菌による病気です。歯の周囲に棲息する歯周病関連菌を減らすため、歯科で検査や治療、指導を受けられることをお勧めします。"
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
女性 |
2015年12月8日 |
【相談者】2015年12月8日 UT
質問1
どうぞ宜しくお願い致します。早速ですが経過と質問をさせて頂きます。4/1歯科大で左7番抜歯後から続く左顎の痛み左上顎の圧迫感が現在8ヶ月経っても存在しております。
5月に市民病院にてCT検査の結果顎骨髄炎の疑いという事で、そちらでは診れないと言われ6月に別の病院の口腔外科でMRIをしました。結果歯槽骨炎では?という事で、腐骨が見られないことから抗生物質クラビット3週間、クラリスを数ヶ月(間に3週間や2週間休薬して様子見)続けましたが、9月のMRIも6月に撮った画像と変化が見られず、最近では痛みが耳奥にまで波及し頭痛も酷く大変不安です。
持病の血液内科の先生からも、8ヶ月も歯槽骨炎が治らない事があるのか?と聞かれ、手術などで治らないのかと仰っておられます。そこで質問をさせて下さい。
- 2度のMRIで歯槽骨炎と言われていますが、歯槽骨炎は咬筋や上顎にまで疼き・圧迫感が広がるものでしょうか。
- 腐骨が無ければ抗生物質を飲む他治療法は無いのですか。抜歯痕は治っています。
- CTでは正確な診断はできないのでしょうか。
どうぞ宜しくお願い致します。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
左側上顎第2大臼歯の抜歯後から続く痛みの原因が判然としないようですが、実はこのようなケースは珍しくありません。骨髄炎や歯槽骨炎は診断が難しいため、治療が難航しやすいのです。>> 2度のMRIで歯槽骨炎と言われていますが、歯槽骨炎は咬筋や上顎にまで疼き・圧迫感が広がるものでしょうか。
現状では歯槽骨炎と確定していないと推察しますが、痛みが歯槽骨の周囲部にまで拡がる可能性はあります。咬筋や上顎に症状が現れても不思議ではありません。
>>腐骨が無ければ抗生物質を飲む他治療法は無いのですか。抜歯痕は治っています。
治療法には抗生物質の他に骨削除術、潅流療法、高圧酸素療法などがあります。
>> CTでは正確な診断はできないのでしょうか。
CTやMRIでも骨炎や骨髄炎の状態を正確に杷え切れない場合は、骨の一部を採取して行う病理組織検査や骨シンチグラムという検査法もあります。
検査をしても原因がはっきりしない、抗生物質でも痛みが治まらないような場合には、痛みの軽減を治療の目標とすればよいでしょう。
慢性的な痛みに対しては、三環系抗うつ薬や抗けいれん薬が有効です。他には麻薬系鎮痛薬、アセトアミノフェン、漢方薬、はり治療、近赤外線照射、ブロック注射、星状神経節ブロック、カプサイシンクリームなども効果が期待できます。
【相談者】12月10日 UT
質問2
こんにちは、早々にお返事を頂き本当にありがとうございます。CTやMRIでも確定診断は難しいのですね…すみません…上下どちらの顎か伝え忘れておりましたが、左下7番抜歯です。(5.6.7番でブリッジをしていました。) 左下7番以外にも顎の中心部?左エラ?左上顎にまで痛みが広がって来ています。
もし骨髄炎だとすると完治は中々難しい様ですね。クラビットを服用すると痛みが軽減されるのでMRIの結果同様、何か炎症がある様に感じています。
現在 大学病院の口腔外科へ薬を頂きに通っていますが、仕事をしており平日の日中に中々思う様に通えないのが不安ですが、樋口先生の様に、大変お忙しい中ご親切に患者が知らない情報を丁寧に教えて頂けるお医者さんは中々いらっしゃらないので、この様に質問できる場を設けて頂き大変感謝しております。
又、主治医に聞けない事など質問させて頂くかも知れませんが、その時もどうか宜しくお願い申し上げます。
年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
男性
|
2015年11月20日 |
質問1
現在、非定型歯痛で困り果てております。10件以上の歯医者に行きましたが原因不明で通っていた歯科医院には健康な歯なのに私が「痛い」と訴え続けるので変人扱いされ見放されてしまったので歯科医院恐怖症になってしまいました。現在は抜髄→抜歯→痛みの移動を繰り返し上奥歯3本だけになってしまいました。
一度大学病院で典型的な非定型歯痛と診断されたのですが、トリプタノールは副作用が強く、効果があるのは1割くらいの人ですと言われ漢方を処方されました。
何年間もずっと大学病院の先生のお話で非定型歯痛は9割が治らないというイメージが完全についてしまっていましたが、こちらの病院に通って非定型歯痛の痛みが軽減しておられる方が沢山おられることを知り、もう一度治療にチャレンジしようと決断することが出来ました。
この4年、生きているのが辛くなるくらい大変な思いをして真剣に悩んでおります。長文になってしまい本当に申し訳ございません。お忙しいところ申し訳ございませんが、ご返信いただければ幸いです。
回答
非定型歯痛に対しては薬物療法、理学療法、スプリント療法、トリガーポイント注射、認知行動療法など多くの治療法があります。薬物療法の中では三環系抗うつ薬であるトリプタノールが頻繁に用いられます。
さて、トリプタノールの副作用と治療効果に関して、大学病院の先生の説明に誤りがあるようです。トリプタノールを内服しても副作用が全く生じないこともあり、よく見られる眠気や便秘などの副作用も、薬の服用を中止するほどではありません。また、1割しか効果がないという事実はなく、もっと高い確率で改善が見られます。