| 年齢 |
性別 |
相談日 |
| 40代 |
女性 |
2008年1月4日 |
【相談者】2008年1月4日 女性YH
上の前歯の歯の隙間が目立つようになったため、職場の近所の歯医者にかかりました。レントゲンを撮って調べてもらった結果、歯周病が進んでいるということでした。毎日3回きちんと歯磨きをしていたのですが、磨き残しているところがあるといわれ歯磨きの指導を受けました。
また、上唇のヒダのせいで歯周病が進んでいるといわれ、手術が必要だともいわれましたが、急な話で不安だったためその日はお断りしました。できれば切らずに治療してもらいたいのですが、どうしても切らないといけないのでしょうか。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
上の前歯と上唇を結ぶヒダを上唇小帯と呼びます。歯周病が進行して歯肉がやせてくると、上唇が動くたびに歯肉が引っ張られて歯周病が悪化します。これを防止するために、小帯を切って伸ばし上唇が動いても歯肉が動かないようにする必要があります。
手術は麻酔が効いて痛みはありません。時間も5~10分で済み、術後の痛みもほとんどありません。
| 年齢 |
性別 |
相談日 |
| 30代 |
女性 |
2007年12月27日 |
【相談者】2007年12月27日 女性NM
一昨日左下の奥歯が痛くなり歯茎が腫れてきました。そこで、かかりつけの歯科でレントゲンを撮って調べてもらったところ、親知らずが埋まっていて化膿しているといわれ化膿止めと痛み止めを出されました。そして翌日、痛みがやわらいだため抜歯をすることになりました。
麻酔をして歯茎を切り取り、骨を削って歯を砕く予定だったのですが、痛みに耐え切れなくなったため骨を削っている途中で抜歯は中止になってしまいました。歯茎は切り取って消毒したので症状はおさまるし、当分痛くなることはないだろうといわれましたが、このまま抜かずに放置してもいいのでしょうか?
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
親知らずがきちんと生え揃っていない場合や埋まっている場合は汚れが滞まりやすく、化膿しやすい状態にあるといえます。従って、今回の痛みも埋まっている親知らずの周囲に汚れが滞まり、細菌感染を起こしたと考えられます。また、化膿している間は親知らずの周囲の組織が酸性化しており、麻酔が効かない状態であった可能性が高いのです。
歯肉を切除して親知らずを出したということですが、それでも汚れが滞まりやすいという状況は残ってしまっています。このまま放置するといつか再び痛み出す可能性が高いため、やはり抜歯する必要があるでしょう。しばらく抗生物質を内服して炎症が収まるのを待ち、症状がなくなってから再度抜歯をしてもらいましょう。今度は麻酔が効くはずです。また、担当医と相談して口腔外科を紹介してもらってもよいでしょう。
| 年齢 |
性別 |
相談日 |
| 30代 |
男性 |
2007年12月19日 |
【相談者】2007年12月19日 男性WY
右上に親知らずが生えているのは指で触ってわかっていたのですが、先週から痛みが出てきました。口を大きく開けようとすると痛く、つばを飲み込むときものどの右側が痛みます。親知らずを抜くと後が腫れてとても痛いと友達から聞きました。抜かれるのが怖くて歯医者に行っていないのですが、どうなるのでしょうか。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
抜かなくても痛みを治す方法はありますので、歯科を受診して治療を受けるべきです。親知らずの周囲を洗浄したり、抗生物質を内服すれば症状は消失します。ただし、親知らず付近は歯磨きが難しく汚れがたまりやすいため、同じような症状が再発する可能性が高いでしょう。
また、抜歯は症状が収まってから行うことをお勧めします。一般的に、上の親知らずは抜くのが簡単で、抜いた後もほとんど痛むことはありません。